• トップ
  • ニュース一覧
  • 「監督は評価しているが…」マルセイユ酒井宏樹の今夏の移籍はあるのか? 現地紙が去就に見解

「監督は評価しているが…」マルセイユ酒井宏樹の今夏の移籍はあるのか? 現地紙が去就に見解

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年04月22日

「微妙な立場にある」

去就が注目される酒井。監督交代による余波を食らっている。(C)Getty Images

画像を見る

 現地時間4月17日に行なわれたリーグ・アン第33節で、酒井宏樹と長友佑都が所属するマルセイユは、ロリアンを相手に3-2の勝利を収めた。

 酒井はフル出場し、3月20日のニース戦で負傷していた長友も終了間際にピッチに投入され、約1か月ぶりの復帰を果たしている。年末年始にかけてサポーターの暴動や、アンドレ・ヴィラス・ボアス監督の電撃辞任などでおおいに揺らいだ名門だが、2月にホルヘ・サンパオリが新監督に就任すると、少しずつチームとして復調。リーグ戦は直近3試合負け無しで6位となっている。

 そんななか、現地紙『Le Phoceen』は日本人DFの去就に言及。ヴィラス・ボアス監督下では右SBとして不動の地位を築いていたが、サンパオリ監督は「評価はしているが、優先すべき選手としては映っていない」と伝え、「微妙な立場にある」としている。
 
「彼の市場価値は『TRANGERMARKT』では、450万ユーロ(約5億6250万円)となっている。現時点で退団が否定できないという理由には、『RMC Sports』も報じているように、サンパオリ監督の構想では代役以上の役割を期待できないからだ。このプロジェクトに、彼が留まりたいかという点も、今後を大きく左右することになるだろう」

 ただ一方で、マルセイユにおけるDFの選手層は「手薄である」とも指摘している。

「左SBの長友、ジョルダン・アマヴィとクリストフェル・ロシアが今夏で契約満了を迎え、レオナルド・バレルディとポル・リローラはレンタル期間が終了する。前者は新たな契約、後者は購入オプションの行使をしなければ引き留められない。現時点で確実に在籍し続けるのは、アルバロ・ゴンサレスのみ。こうした状況で酒井がどう決断するのかは分からないが、彼の残留は、チームにとってデメリットのみではない」

 酒井とマルセイユの契約は2022年6月末までとなっている。果たして31歳のベテラン戦士は、慣れ親しんだクラブに留まるのか、それとも今夏に新天地を求めるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「ニッポンにはゾッとする」日本の海外組が“57か国に307人”という統計発表に中国衝撃!「差は広がるばかりだ」
「トミヤスはいつ戻れるかわからない」日本代表に激怒した指揮官が冨安健洋の故障に言及
「見事な数字だ」“壁”と化した吉田麻也のスタッツに伊メディアが注目!「守備陣のベストプレーヤー」
「爆笑もんすぎる」テベス&ももクロのまさかの“共演”が話題!「この曲で世界が笑顔に」
「クボは何かを起こせる」古巣に挑む久保建英らヘタフェの“バルサ出身3人衆”の脅威に現地注目!「クーマンは注意せよ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ