「日本でオリンピック開催は、意味があること」
2021年、日本の女子サッカーは新たな時代に突入する。
2020東京オリンピックは3か月後に迫り、この秋には女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』が誕生する。なでしこたちはきたるべき時に備えて、コロナ禍という難しい状況のなか、ひたすら前を向き、準備を進めている。
節目を迎えるこの時だからこそ、これからWEリーガーとなる選手たちの声に耳を傾けてみたい。彼女たちが語る、なでしこサッカーの未来とはいかなるものか。
記念すべき第1回は、菅澤優衣香選手が登場。昨シーズンは出場試合数(16試合)を上回る17ゴールを挙げ、5年ぶりの得点王(3回目)に輝き、最優秀選手にも選ばれた。浦和レッドダイヤモンズレディース(現『三菱重工浦和レッズレディース』)を優勝に導いた立役者だ。先日行なわれたなでしこジャパンの親善試合ではパナマを相手にハットトリックを達成するなど、絶好調のエースに今の気持ちを聞いた。
―――昨年は、なでしこリーグのベストイレブン、得点王、さらに、最優秀選手にも輝きました。ご自身のキャリアを100%とすると、今、この時点で、どこまで達しているとお考えですか?
うーん……。80%ぐらいかなと。サッカー選手として、リーグ戦に関してもそうですが、代表での活躍というのも目標になります。間近なところでは、東京オリンピックで活躍するというのが、とても大事になりますね。
―――もし夏に、東京オリンピックが無事に開催されたら、なでしこジャパンの目標は、やはり優勝? モチベーションは高まっている?
実は、私はオリンピックという舞台には一度も立ったことがないんです。夢の舞台ですから、憧れの場所に立ってみたいという気持ちは人一倍あります。それと、女子サッカーに興味を持ってもらうには、大舞台で、良い結果を残さないといけないです。
日本でオリンピックが開催されるというのも、すごく意味があることです。ここでしっかりと自分たちが結果を残して、日本のみなさんに、女子サッカーをしっかりと知ってもらいたいんです。小さな子供たちが「女子サッカー選手になりたい!」という夢を持ってもらえるようなことができたらいいと思います。
2020東京オリンピックは3か月後に迫り、この秋には女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』が誕生する。なでしこたちはきたるべき時に備えて、コロナ禍という難しい状況のなか、ひたすら前を向き、準備を進めている。
節目を迎えるこの時だからこそ、これからWEリーガーとなる選手たちの声に耳を傾けてみたい。彼女たちが語る、なでしこサッカーの未来とはいかなるものか。
記念すべき第1回は、菅澤優衣香選手が登場。昨シーズンは出場試合数(16試合)を上回る17ゴールを挙げ、5年ぶりの得点王(3回目)に輝き、最優秀選手にも選ばれた。浦和レッドダイヤモンズレディース(現『三菱重工浦和レッズレディース』)を優勝に導いた立役者だ。先日行なわれたなでしこジャパンの親善試合ではパナマを相手にハットトリックを達成するなど、絶好調のエースに今の気持ちを聞いた。
―――昨年は、なでしこリーグのベストイレブン、得点王、さらに、最優秀選手にも輝きました。ご自身のキャリアを100%とすると、今、この時点で、どこまで達しているとお考えですか?
うーん……。80%ぐらいかなと。サッカー選手として、リーグ戦に関してもそうですが、代表での活躍というのも目標になります。間近なところでは、東京オリンピックで活躍するというのが、とても大事になりますね。
―――もし夏に、東京オリンピックが無事に開催されたら、なでしこジャパンの目標は、やはり優勝? モチベーションは高まっている?
実は、私はオリンピックという舞台には一度も立ったことがないんです。夢の舞台ですから、憧れの場所に立ってみたいという気持ちは人一倍あります。それと、女子サッカーに興味を持ってもらうには、大舞台で、良い結果を残さないといけないです。
日本でオリンピックが開催されるというのも、すごく意味があることです。ここでしっかりと自分たちが結果を残して、日本のみなさんに、女子サッカーをしっかりと知ってもらいたいんです。小さな子供たちが「女子サッカー選手になりたい!」という夢を持ってもらえるようなことができたらいいと思います。