負傷で欠場のサンチョは「このレフェリーは見直す必要がある」
疑惑の判定に怒りの声が噴出している。ドイツ専門誌『kicker』が伝えた。
ドルトムントは現地時間4月6日、チャンピオンズ・リーグの準々決勝・第1レグで、マンチェスター・シティと敵地で激突。19分にカウンターからケビン・デ・ブルイネに先制点を許すも、84分にキャプテンのマルコ・ロイスが意地の同点ゴール。しかし、このままドローかと思われた90分、フィル・フォデンに痛恨の決勝点を浴び、結局1-2で敗れた。
終盤で二転三転する劇的な展開に大きな注目が集まるなか、この一戦ではそれと同等か、それ以上に世界をざわつかせるシーンがあった。ドルトムント1点ビハインドの37分だ。
ジュード・ベリンガムは相手守護神エデルソンのトラップが大きいと見るや、猛然とチャージをかけカット。無人のゴールへ流し込むだけとなるが、次の瞬間ホイッスルが鳴り、プレーがストップ。ボールを奪った際のプレーがファウルと判定され、ビッグチャンスを逸してしまったのだ。
【動画】これはファウル?幻の同点弾はこちら(1分14秒~)
だが、映像を見る限り、先にボールを触ったのはベリンガムで、むしろ相手を蹴ったのは遅れて足を上げたエデルソン。試合中継時にも意味深な主審のアップが数秒間映し出されるなど、疑惑の残る判定となった。
ドルトムントは現地時間4月6日、チャンピオンズ・リーグの準々決勝・第1レグで、マンチェスター・シティと敵地で激突。19分にカウンターからケビン・デ・ブルイネに先制点を許すも、84分にキャプテンのマルコ・ロイスが意地の同点ゴール。しかし、このままドローかと思われた90分、フィル・フォデンに痛恨の決勝点を浴び、結局1-2で敗れた。
終盤で二転三転する劇的な展開に大きな注目が集まるなか、この一戦ではそれと同等か、それ以上に世界をざわつかせるシーンがあった。ドルトムント1点ビハインドの37分だ。
ジュード・ベリンガムは相手守護神エデルソンのトラップが大きいと見るや、猛然とチャージをかけカット。無人のゴールへ流し込むだけとなるが、次の瞬間ホイッスルが鳴り、プレーがストップ。ボールを奪った際のプレーがファウルと判定され、ビッグチャンスを逸してしまったのだ。
【動画】これはファウル?幻の同点弾はこちら(1分14秒~)
だが、映像を見る限り、先にボールを触ったのはベリンガムで、むしろ相手を蹴ったのは遅れて足を上げたエデルソン。試合中継時にも意味深な主審のアップが数秒間映し出されるなど、疑惑の残る判定となった。
試合後、インタビューに応じたベリンガムは「僕は間違いなくフェアにボールを奪った」と不満を露わにすると、ネットを揺らす前に笛が吹かれ、VAR介入の余地がなかったことに苦言を呈した。
「これだけ多くのカメラが設置されている昨今、ボールをゴールに入れるまで待たずにプレーを止めるのは少し不満だ」
また、エディン・テルジッチ監督も「残酷なまでに腹立たしい」と憤りを隠せない。
「プレーを流して、後から決めてほしかった。スクリーンでシーンを見てからでも、いくらでもノーゴールに出来る。それにジュードは、普通にボールを奪っただけだ。
しかし残念ながら、これもサッカーだ。我々だけでなく、他の人たちもまた同様にミスをする。だから時には頼るべきものを頼るべきだね」
そして、負傷で欠場となったジェイドン・サンチョは自身のツイッターで、「このレフェリーは見直す必要がある」と、主審に“猛口撃”を仕掛けている。
前半のうちに同点弾が生まれていれば、ゲーム展開は全く違ったものになったかもしれないだけに、ドルトムントが声を挙げるのは当然か。ただ、終わってしまったものはもう取り戻せないのもまた事実。来週の14日に開催される運命の第2レグに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「これだけ多くのカメラが設置されている昨今、ボールをゴールに入れるまで待たずにプレーを止めるのは少し不満だ」
また、エディン・テルジッチ監督も「残酷なまでに腹立たしい」と憤りを隠せない。
「プレーを流して、後から決めてほしかった。スクリーンでシーンを見てからでも、いくらでもノーゴールに出来る。それにジュードは、普通にボールを奪っただけだ。
しかし残念ながら、これもサッカーだ。我々だけでなく、他の人たちもまた同様にミスをする。だから時には頼るべきものを頼るべきだね」
そして、負傷で欠場となったジェイドン・サンチョは自身のツイッターで、「このレフェリーは見直す必要がある」と、主審に“猛口撃”を仕掛けている。
前半のうちに同点弾が生まれていれば、ゲーム展開は全く違ったものになったかもしれないだけに、ドルトムントが声を挙げるのは当然か。ただ、終わってしまったものはもう取り戻せないのもまた事実。来週の14日に開催される運命の第2レグに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部