直近11戦未勝利と苦しむ昇格組相手に…
衝撃の敗戦にユベントスのアンドレア・ピルロ監督が肩を落としている。クラブ公式サイトが伝えた。
3位のユベントスは現地時間3月21日、セリエA第28節で16位のべネベントとホームで対戦。今年に入ってわずか1勝、直近11戦未勝利と苦しむ昇格組相手に、きっちり勝利を収め、首位インテルとの勝点差「10」を縮めたいところだったが、王者はまさかの大苦戦。
圧倒的に攻めながらも得点が奪えず、逆に69分には日本遠征にもメンバー入りしているU-24アルゼンチン代表FWアドルフォ・ガイチに先制点を許してしまう。失点後、ユベントスはクリスチアーノ・ロナウドを中心に一層猛攻を浴びせるが、結局最後までゴールネットを揺らせず。10連覇が大きく遠のく、あまりに手痛い敗戦となってしまった。
【動画】日本遠征メンバー入りのガイチに痛恨被弾…べネベント戦ハイライト
ピルロ監督は試合後、悔しそうに一戦を振り返っている。
「もっと良いパフォーマンスをしないといけなかったが、残念ながら全ての面において上手く行かなかった。姿勢から技術的な状況まで、今日はあらゆることが悪かったね。ベネべントはよく組織化され、ふたつのコンパクトなラインで効果的に守るチームなので、タフな試合になるのは分かっていた。冷静さを保ち、サイドを上手く活用することが必要だったが、多くのミスを犯してしまった。結果を出すためにはもっと強い気持ちが必要だった」
そのうえで、クラブOBでもある指揮官は、伝統のビアンコネロの重みを改めて説いている。
3位のユベントスは現地時間3月21日、セリエA第28節で16位のべネベントとホームで対戦。今年に入ってわずか1勝、直近11戦未勝利と苦しむ昇格組相手に、きっちり勝利を収め、首位インテルとの勝点差「10」を縮めたいところだったが、王者はまさかの大苦戦。
圧倒的に攻めながらも得点が奪えず、逆に69分には日本遠征にもメンバー入りしているU-24アルゼンチン代表FWアドルフォ・ガイチに先制点を許してしまう。失点後、ユベントスはクリスチアーノ・ロナウドを中心に一層猛攻を浴びせるが、結局最後までゴールネットを揺らせず。10連覇が大きく遠のく、あまりに手痛い敗戦となってしまった。
【動画】日本遠征メンバー入りのガイチに痛恨被弾…べネベント戦ハイライト
ピルロ監督は試合後、悔しそうに一戦を振り返っている。
「もっと良いパフォーマンスをしないといけなかったが、残念ながら全ての面において上手く行かなかった。姿勢から技術的な状況まで、今日はあらゆることが悪かったね。ベネべントはよく組織化され、ふたつのコンパクトなラインで効果的に守るチームなので、タフな試合になるのは分かっていた。冷静さを保ち、サイドを上手く活用することが必要だったが、多くのミスを犯してしまった。結果を出すためにはもっと強い気持ちが必要だった」
そのうえで、クラブOBでもある指揮官は、伝統のビアンコネロの重みを改めて説いている。
「我々は非常に重みのあるユニホームを着ているのだから、常に敬意を払わなければならない。態度を変えなければならないね」
また、ファビオ・パラティチSDも今回の敗戦には失望感を露わにしながらも、次戦以降に向け、巻き返しを誓っている。
「何年にも渡って私たちはファンに喜びを届けてきたが、今日は残念ながら大きく失望させてしまった。しかしリーグ戦は続くので、しっかりとミスを理解してそれを繰り返さないようにしないといけない。プレッシャーに慣れたトッププレーヤーが揃っているので、落ち着いて取り組んでいくだけだ。我々には計画と方向性があり、それは今季のスタートからではなく、昨季から始まっている。その方向に進み続ける」
そして最後には、大エースの去就と合わせ、一部で囁かれる「過渡期」にも言及。自らの信念を明かしている。
「ロナウドは世界一の選手であり、私たちは彼を引き留める。人々がサイクルの終わりだと話しているのを耳にするが、私が来てから多くのサイクルがあったし、我々はリスクを取りながら勝ち続けてきた。良いシーズンもあれば難しいシーズンもあるが、ユベントスに過渡期という言葉は存在せず、常に勝利のためにプレーするんだ。次に向けた成長のシーズンであっても、重要性は変わらない」
格下相手に大金星を献上してしまった絶対王者。リーグ戦残り11試合で、勝点差を埋めることはできるか。最終節直前にはインテルとの直接対決も控えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
また、ファビオ・パラティチSDも今回の敗戦には失望感を露わにしながらも、次戦以降に向け、巻き返しを誓っている。
「何年にも渡って私たちはファンに喜びを届けてきたが、今日は残念ながら大きく失望させてしまった。しかしリーグ戦は続くので、しっかりとミスを理解してそれを繰り返さないようにしないといけない。プレッシャーに慣れたトッププレーヤーが揃っているので、落ち着いて取り組んでいくだけだ。我々には計画と方向性があり、それは今季のスタートからではなく、昨季から始まっている。その方向に進み続ける」
そして最後には、大エースの去就と合わせ、一部で囁かれる「過渡期」にも言及。自らの信念を明かしている。
「ロナウドは世界一の選手であり、私たちは彼を引き留める。人々がサイクルの終わりだと話しているのを耳にするが、私が来てから多くのサイクルがあったし、我々はリスクを取りながら勝ち続けてきた。良いシーズンもあれば難しいシーズンもあるが、ユベントスに過渡期という言葉は存在せず、常に勝利のためにプレーするんだ。次に向けた成長のシーズンであっても、重要性は変わらない」
格下相手に大金星を献上してしまった絶対王者。リーグ戦残り11試合で、勝点差を埋めることはできるか。最終節直前にはインテルとの直接対決も控えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部