フランクフルト公式マガジンのインタビューで吐露
フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地が、クラブ公式が発行している月刊紙『EINTRACHT VOM MAIN』の表紙を飾り、インタビューに登場。2017年の加入から現在に至るまでの経験や、長谷部誠との関係、将来の夢などについて口を開いた。
鎌田は2017年、Jリーグのサガン鳥栖からフランクフルトに移籍。20歳でドイツにわたった当時を「本当に大変だった」と振り返った。
「日本のサッカーとヨーロッパのサッカーは大きな違いがある。ドイツのサッカーは特にフィジカル面が強くて、最初はついていけなかった。けれど、オフェンス面では自分の強みを活かすプレーができると思った」
ただ、当時はトップチームで出場機会を得ることができず、2018年からベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に1年間の期限付き移籍。そこで公式戦で16ゴール・9アシスト(内リーグ戦は12ゴール・2アシスト)という数字を残し、フランクフルトに“帰還”した。
「ベルギーに行って、プレー時間が得られたことはすごく大きかった。おかげで自信がついて、それがここでの成長に繋がっていると思う。戻ってきてからもプレー時間が増えていることで、監督だけではなくて、クラブからの信頼も感じられるようになった」
また、同僚であり先輩でもある長谷部誠については「兄弟のような関係」と述べた。
「ドイツに移籍する前、他のブンデスリーガのクラブとも何度か話をした。でも、フランクフルトには長谷部誠という選手がいた。彼は日本では国民的なアイドルであり、経験も豊富な選手だということはこのクラブを選ぶ理由のひとつになった。
彼はいつも一緒にいて助けてくれるタイプとは違う。例えば、バスや食事の席で隣に座ることはない。けれど、必要なときには傍にいてくれ、困ったときにはアドバイスをしてくれる。兄貴のように心強い存在だ」
鎌田は2017年、Jリーグのサガン鳥栖からフランクフルトに移籍。20歳でドイツにわたった当時を「本当に大変だった」と振り返った。
「日本のサッカーとヨーロッパのサッカーは大きな違いがある。ドイツのサッカーは特にフィジカル面が強くて、最初はついていけなかった。けれど、オフェンス面では自分の強みを活かすプレーができると思った」
ただ、当時はトップチームで出場機会を得ることができず、2018年からベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に1年間の期限付き移籍。そこで公式戦で16ゴール・9アシスト(内リーグ戦は12ゴール・2アシスト)という数字を残し、フランクフルトに“帰還”した。
「ベルギーに行って、プレー時間が得られたことはすごく大きかった。おかげで自信がついて、それがここでの成長に繋がっていると思う。戻ってきてからもプレー時間が増えていることで、監督だけではなくて、クラブからの信頼も感じられるようになった」
また、同僚であり先輩でもある長谷部誠については「兄弟のような関係」と述べた。
「ドイツに移籍する前、他のブンデスリーガのクラブとも何度か話をした。でも、フランクフルトには長谷部誠という選手がいた。彼は日本では国民的なアイドルであり、経験も豊富な選手だということはこのクラブを選ぶ理由のひとつになった。
彼はいつも一緒にいて助けてくれるタイプとは違う。例えば、バスや食事の席で隣に座ることはない。けれど、必要なときには傍にいてくれ、困ったときにはアドバイスをしてくれる。兄貴のように心強い存在だ」
そして、現在のチーム状態が非常に良好である手応えもあるようだ。
「僕はどちらかというと内向的で、ロッカールームでも静かなタイプ。最初はティミー(ティモシー・チャンドラー)のような、いつもご機嫌で声をかけてくるタイプの人に戸惑ったし、ジョークにも応えられなかった。今は慣れたけど(笑)。
(仲間との連係はうまくいっている?)すべてが最初からうまくいくわけではなくて、色々なことを積み重ねて、今は非常にうまくいっている。誰がどこに走るのか、オープンスペースには誰が入るのか、どう動いているのか、ということをクリアにしておいて、それが自然と連動できるようになった。どんな相手にも創造的なプレーで、柔軟に対応できるチームになっていると思う」
背番号15がそう誇ったクラブは22試合を終え、来季チャンピオンズ・リーグ(CL)出場圏内の4位につけている。前節では王者バイエルンと対戦し、2-1で撃破。リーグ戦5連勝、11試合負け無しと絶好調だ。
インタビューの最後に、鎌田は今後の抱負を、このように語っている。
「いつかアイントラハトでチャンピオンズ・リーグでプレーしたい。選手のキャリアを終えたら、日本に戻って監督やコーチもやってみたいと考えている」
フランクフルトは次節、アウェーで大迫勇也を擁するブレーメンと対戦する。この試合を含め、リーグ戦は残り12試合。鎌田の夢であり、クラブの悲願であるCL出場権を手にすることができるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】絶対王者を相手に鎌田が1G1Aと躍動! 長谷部も先発したバイエルン戦のハイライトはこちら
「僕はどちらかというと内向的で、ロッカールームでも静かなタイプ。最初はティミー(ティモシー・チャンドラー)のような、いつもご機嫌で声をかけてくるタイプの人に戸惑ったし、ジョークにも応えられなかった。今は慣れたけど(笑)。
(仲間との連係はうまくいっている?)すべてが最初からうまくいくわけではなくて、色々なことを積み重ねて、今は非常にうまくいっている。誰がどこに走るのか、オープンスペースには誰が入るのか、どう動いているのか、ということをクリアにしておいて、それが自然と連動できるようになった。どんな相手にも創造的なプレーで、柔軟に対応できるチームになっていると思う」
背番号15がそう誇ったクラブは22試合を終え、来季チャンピオンズ・リーグ(CL)出場圏内の4位につけている。前節では王者バイエルンと対戦し、2-1で撃破。リーグ戦5連勝、11試合負け無しと絶好調だ。
インタビューの最後に、鎌田は今後の抱負を、このように語っている。
「いつかアイントラハトでチャンピオンズ・リーグでプレーしたい。選手のキャリアを終えたら、日本に戻って監督やコーチもやってみたいと考えている」
フランクフルトは次節、アウェーで大迫勇也を擁するブレーメンと対戦する。この試合を含め、リーグ戦は残り12試合。鎌田の夢であり、クラブの悲願であるCL出場権を手にすることができるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】絶対王者を相手に鎌田が1G1Aと躍動! 長谷部も先発したバイエルン戦のハイライトはこちら