• トップ
  • ニュース一覧
  • 「負債の肩代わりという安価で…」ガンバ大阪、ヴェンゲルが認めた“元逸材”と合意へ! 地元メディアが報道

「負債の肩代わりという安価で…」ガンバ大阪、ヴェンゲルが認めた“元逸材”と合意へ! 地元メディアが報道

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年01月28日

本人とは合意済みとも

かつてアーセナルに在籍した実績を持つウェリントンのJ挑戦が間近に迫っているようだ。 (C) Getty Images

画像を見る

 ガンバ大阪は、ヨーロッパでの経験も豊富な好タレントを射止めたようだ。

 現地時間1月25日、ポータルサイト『UOL』をはじめとする複数のブラジル・メディアは、ブラジル人FWのウェリントン・シウバがガンバ大阪と契約合意したと一斉に報じた。

 現在28歳のウェリントンは世代別のセレソンにも招集されるなど“サッカー王国”でも実力派として知られるアタッカーだ。フルミネンセに所属していた2011年には高いポテンシャルをアーセン・ヴェンゲル監督に見出されてアーセナルへ移籍して小さくない話題となった。

 ノースロンドンでは一度も出場機会を得られなかったものの、レバンテやアルコヤーノ、レアル・ムルシア、アルメリア、ボルトンと武者修行先で確かな経験を積んだウェリントンは、2016年7月にフルミネンセへ復帰した。

 2018年に母国の強豪インテルナシオナウに移籍し、昨年2月に再びフルミネンセに帰還したウェリントンは、今年6月に契約満了を迎えるため、クラブも売却を検討。そこにガンバ大阪からのオファーが舞い込んだようだ。

 ブラジルでも有力なネットワークを持つ『UOL』は、「ウェリントン側はすでにガンバ大阪からのオファーを受け入れている」と報道。数日中にフルミネンセからの移籍が決定するとも伝えている。
 
 また、地元紙『O Dia』によれば、フルミネンセはウェリントンと2016年に契約した際の給与とボーナスの支払いを完済できていないため、ガンバ大阪へ無償で放出する代わりに、負債の支払い免除を認めることで契約が進んでいるという。

『UOL』は、ウェリントンとガンバ大阪の交渉の現状についてこうも伝えている。

「ガンバ大阪は両サイドでプレーができ、決定的な役割を果たせる選手を探していた。そのなかで契約満了が迫り、負債の肩代わりという安価で獲得できるウェリントンを高く評価している。両者の交渉は順調に進んでおり、残すは事務的な手続きのみだ」

 昨シーズン限りでアデミウソンが退団し、攻撃の軸となる新たな助っ人獲得を模索していたガンバ大阪。かつて名将ヴェンゲルが認めたタレント性を持つウェリントンは、その狙いに合致する人材となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
先発は4年で11試合、懲罰でユースに降格…神戸の新戦力・リンコンの“リアル評”。日本行きの決め手となったJリーガーの存在とは?【現地発】
ジーコが熱望した鹿島加入のMFディエゴ・ピトゥカとは何者か? 一度は破談した移籍交渉がなぜ成立したのか――【現地発】
「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…」
【ガンバ大阪の最新陣容】FWは実力者ふたりが退団も、穴埋めの見通しは立っている
「ギリシャの天井を打ち破った」香川真司の移籍は“ベルバトフ超え”の過去最大! 現地メディアは熱狂「日本のスターは歴史に名を残せる」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ