「ケガや、プライベートもうまくいかなかった…」
今冬の移籍市場でレアル・マドリーを離れ、古巣フランクフルトに舞い戻ったセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、復帰して間もなく結果を出した。
2019年夏に鳴り物入りで“白い巨人”に加入したヨビッチだが、昨シーズンはラ・リーガで2得点と惨たんたる出来に終始。今シーズンもケガやピッチ外でのトラブルなどネガティブなニュースが相次ぎ、前半戦は鳴かず飛ばずに終わっていた。
だが、今月14日にレンタルで古巣フランクフルト復帰が決まると、シャルケとの“初陣”でいきなりドッペルパック(2得点)を達成。さらに23日のビーレフェルト戦でもゴールを決めた。移籍から3試合、平均わずか25分ごとにネットを揺らしており、すでにマドリーでの1年半を上回る得点を記録しているのだ。
なぜ、ヨビッチはマドリーで活躍できなかったのか。スペイン紙『Marca』によると、26日の会見で、本人は「運が悪かった」と話している。
「ケガや、プライベートもうまくいかなかった。毎日世界最高の選手たちと練習できたのは幸いだったよ。経験を積んで、今はより良い選手になったと考えている。継続的にピッチに立てなかったけど、マドリーからポジティブなことを多く得た」
そのうえで、ヨビッチはマドリーへの適応がうまくいかなかったのは「あまり出場機会を得られなかったことが関係したと思う」と述べた。
「マドリーのようなチームは決して簡単じゃない。スタイルが異なるし、いつも重圧がとても大きい。ここに戻るために踏み出したほうが良かったんだ」
【動画】鎌田大地とのコンビネーションからゴラッソ炸裂! ヨビッチの豪快弾はこちら
2019年夏に鳴り物入りで“白い巨人”に加入したヨビッチだが、昨シーズンはラ・リーガで2得点と惨たんたる出来に終始。今シーズンもケガやピッチ外でのトラブルなどネガティブなニュースが相次ぎ、前半戦は鳴かず飛ばずに終わっていた。
だが、今月14日にレンタルで古巣フランクフルト復帰が決まると、シャルケとの“初陣”でいきなりドッペルパック(2得点)を達成。さらに23日のビーレフェルト戦でもゴールを決めた。移籍から3試合、平均わずか25分ごとにネットを揺らしており、すでにマドリーでの1年半を上回る得点を記録しているのだ。
なぜ、ヨビッチはマドリーで活躍できなかったのか。スペイン紙『Marca』によると、26日の会見で、本人は「運が悪かった」と話している。
「ケガや、プライベートもうまくいかなかった。毎日世界最高の選手たちと練習できたのは幸いだったよ。経験を積んで、今はより良い選手になったと考えている。継続的にピッチに立てなかったけど、マドリーからポジティブなことを多く得た」
そのうえで、ヨビッチはマドリーへの適応がうまくいかなかったのは「あまり出場機会を得られなかったことが関係したと思う」と述べた。
「マドリーのようなチームは決して簡単じゃない。スタイルが異なるし、いつも重圧がとても大きい。ここに戻るために踏み出したほうが良かったんだ」
【動画】鎌田大地とのコンビネーションからゴラッソ炸裂! ヨビッチの豪快弾はこちら
マドリーで師弟関係にあったジネディーヌ・ジダン監督については、「人としても非常に良い」としつつ、「アディ(アドルフ・ヒュッター監督)と英語でコミュニケーションをとるほうが簡単だ」と続けている。
「ジダンと容易に会話できるほど、僕はスペイン語が流暢じゃない。こういうディテールが、より簡単にさせてくれるんだよ」
適応に苦しんだスペインを離れ、ドイツに戻って復活の兆しを見せているヨビッチの未来は、まだマドリーにあるのだろうか。当人は「将来のことは見たくない」と、目の前のことに没頭したいと話した。
「フランクフルトのこと、また100%で90分プレーできるようになることに集中している。僕はだれに対しても何も示す必要がない。自分が良い選手と分かっている」
果たして、ヨビッチはこのままフランクフルトで完全復活を果たせるのか。そしてそのとき、選手とマドリーはどのような道を選ぶのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「ジダンと容易に会話できるほど、僕はスペイン語が流暢じゃない。こういうディテールが、より簡単にさせてくれるんだよ」
適応に苦しんだスペインを離れ、ドイツに戻って復活の兆しを見せているヨビッチの未来は、まだマドリーにあるのだろうか。当人は「将来のことは見たくない」と、目の前のことに没頭したいと話した。
「フランクフルトのこと、また100%で90分プレーできるようになることに集中している。僕はだれに対しても何も示す必要がない。自分が良い選手と分かっている」
果たして、ヨビッチはこのままフランクフルトで完全復活を果たせるのか。そしてそのとき、選手とマドリーはどのような道を選ぶのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部