無観客のダービーマッチとなることは、だれも望まなかった。だが、たとえスタンドにサポーターがいなくても、永遠の都を二分する対決に人々が熱狂することに変わりはない。
 
　１月15日のセリエA第18節では、ラツィオ対ローマのローマ・ダービーが開催される。首位ミランに６ポイント差の３位ローマに対し、昨季４位のラツィオはミランに12差の８位だ。だが、ホームのラツィオは勝てば同じ街の宿敵に３差と迫ることができる。
 
　そもそも、順位にかかわらず、この首都決戦が白熱の一戦となることは言うまでもない。著名人のファンも、すでに戦闘モードだ。ラツィオ・ファンで知られる女優のアンナ・ファルキさんも、そのひとり。ビッグマッチを前に、ファルキは今回も“一肌脱ぐ”と宣言した。
 
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　ファルキさんはこれまでも、ラツィオの勝利や所属選手の活躍のたびにSNSでセクシーショットを公開し、ファンやメディアを騒がせてきた。今回のダービーへの準備も万端だ。
 
『Corriere dello Sport』紙が報じたところによると、ファルキは『Radiosei』で「小さいマスクだけになる準備はあるわ(笑)　SNSから禁止されるなら、大きなマスクにするわね。ラツィオの勝利を願いましょう。簡単にはいかないでしょうね」と話している。
 
「ウチはホアキン・コレアがいないけど、わたしはフェリペ・カイセドの『カイセド・ゾーン』を信じているわ。私たちは３連勝したい。ほかとは違う一戦よ。ピッチでは正しい“怒り”を見たいわね。期待するのは、カイセドとチーロ・インモービレ、セルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチ、ルイス・アルベルト。ローマではヘンリク・ムヒタリアンが怖いわね」
 
　アディショナルタイムの劇的弾が続いたことから名付けられた「カイセド・ゾーン」で、ファルキさんが一糸まとわぬ姿…もとい、マスクだけの姿となることはあるだろうか。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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