「私の目はウソをつかない」
アーセナルに所属するメスト・エジルは、昨年10月にプレミアリーグの登録外となって以来、その去就が注目され続けている。先日にはトルコの強豪フェネルバフチェ移籍が取りざたされた。
仮に今冬の退団が実現しない場合でも、エジルは今シーズン終了後の契約満了時まで出番がない状況が続くとみられる。いずれにしても、アーセナルでの冒険は終わる可能性が高い。
そんなナンバー10について、クラブのレジェンドである元イングランド代表DFのマーティン・キーオンは、「アーセナルにすべてを注がなかった」と見解を示した。
英スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』の番組に出演したキーオンは、「あれほどの才能を持った選手がピッチに立てないのはつらい。非常に残念だ」と述べたうえで、「彼がアーセナルのレジェンドになることはないと思う」と続けている。
「エジルは、あのクラブで私が見てきたレジェンドたちと同じエネルギーや気迫に匹敵しない。もしも、彼がキーラン・ティアニーのような気迫と、あの能力と組み合わせられていたら、アーセナルでも歴代最高の選手になっていたかもしれない」
仮に今冬の退団が実現しない場合でも、エジルは今シーズン終了後の契約満了時まで出番がない状況が続くとみられる。いずれにしても、アーセナルでの冒険は終わる可能性が高い。
そんなナンバー10について、クラブのレジェンドである元イングランド代表DFのマーティン・キーオンは、「アーセナルにすべてを注がなかった」と見解を示した。
英スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』の番組に出演したキーオンは、「あれほどの才能を持った選手がピッチに立てないのはつらい。非常に残念だ」と述べたうえで、「彼がアーセナルのレジェンドになることはないと思う」と続けている。
「エジルは、あのクラブで私が見てきたレジェンドたちと同じエネルギーや気迫に匹敵しない。もしも、彼がキーラン・ティアニーのような気迫と、あの能力と組み合わせられていたら、アーセナルでも歴代最高の選手になっていたかもしれない」
今がエジルにとってアーセナルを去るべきタイミングと主張するキーオンは、2017-18シーズンのヨーロッパリーグ準決勝でアトレティコ・マドリーに敗れたときのことを振り返り、「非常に近くで見ていたが、彼はファンをだましているかのような感じだった」と話した。
「彼はユニホームのために全力を尽くしていなかった。私は、彼の振る舞いを『ウソ泣きだ』と非難したよ。非常に間違ったことのような感じだったからね。2年半前のことだが、今も私の意見は変わっていない。エジルは病気とか、謎の怪我を再発するとか、アウェイゲームで起用不可能とかが続いた。選手に問題があるのか? 彼が我々を騙しているのか? 彼が本を書いたら、すべての話が分かるだろう」
さらにキーオンは、「あれだけの才能を持ちながら使われないということは、100パーセントの力を出していないからだ。2年半前もそうだった」と続けている。
「私の目はウソをつかない。数字はエジルの素晴らしい歴史を示すが、私はそれが納得いくものだと思わない」
2013年の移籍から7年半。アーセナルとそのファンは、キーオンの評価に何を想い、そしてエジルをどう評価するだろうか。
【動画】まさに魔術師! エジルがCLで魅せた華麗なる3人抜き弾はこちら
構成●サッカーダイジェストWeb編集部