「翼くんのような跳躍」と賛辞続々
残念ながらチームの勝利にはつながらなかったが、本拠地レナート・ダッラーラでの2戦連発だ。
現地時間1月6日に開催されたセリエA第16節ウディネーゼ戦で、ボローニャの冨安健洋は、貴重な先制点となるゴールを挙げた。アタランタ戦と同じ右SBで出場した日本代表は、19分にリッカルド・オルソリーニの絶妙なFKを豪快なヘッドでネットを揺らした。
2020年のラストゲームとなった第14節アタランタ戦に続き、ホームでは2試合連続となる今シーズンの2点目だ。イタリア・メディアでも日本人CBに対する評価は高まっている。
寸評採点では軒並み高評が並んだ。衛星放送『Sky Sport』や『Sport Mediaset』は及第点を上回る「6.5」をつけ、同じく「6.5」としたボローニャ専門サイト『bologna sport news』も「サイドに戻り、すぐに自信を取り戻して、ホームで2戦連発弾。重要なゴール。続いて非常に苦しい試合に堂々と臨んだ。復調したようだ」と称賛した。
ウェブメディアである『calciomercato.com』や『TUTTOmercatoWEB』は、さらに高い「7」をつけ、前者は「オルソリーニのアシストを生かして先制点。攻撃でも決定的になれると示した」と賛辞を寄せた。一方で後者は日本を意識した表現で冨安を称えている。
「飛び込んで、(『キャプテン翼』の)翼くんのような跳躍からセリエAで3点目となるゴールを決めた。DFである日本人選手は、右SBとしてもCBとしてもさらなる向上を示している」
現地時間1月6日に開催されたセリエA第16節ウディネーゼ戦で、ボローニャの冨安健洋は、貴重な先制点となるゴールを挙げた。アタランタ戦と同じ右SBで出場した日本代表は、19分にリッカルド・オルソリーニの絶妙なFKを豪快なヘッドでネットを揺らした。
2020年のラストゲームとなった第14節アタランタ戦に続き、ホームでは2試合連続となる今シーズンの2点目だ。イタリア・メディアでも日本人CBに対する評価は高まっている。
寸評採点では軒並み高評が並んだ。衛星放送『Sky Sport』や『Sport Mediaset』は及第点を上回る「6.5」をつけ、同じく「6.5」としたボローニャ専門サイト『bologna sport news』も「サイドに戻り、すぐに自信を取り戻して、ホームで2戦連発弾。重要なゴール。続いて非常に苦しい試合に堂々と臨んだ。復調したようだ」と称賛した。
ウェブメディアである『calciomercato.com』や『TUTTOmercatoWEB』は、さらに高い「7」をつけ、前者は「オルソリーニのアシストを生かして先制点。攻撃でも決定的になれると示した」と賛辞を寄せた。一方で後者は日本を意識した表現で冨安を称えている。
「飛び込んで、(『キャプテン翼』の)翼くんのような跳躍からセリエAで3点目となるゴールを決めた。DFである日本人選手は、右SBとしてもCBとしてもさらなる向上を示している」
イタリアきっての有力紙『Gazzetta dello Sport』、『Corriere dello Sport』もやはり「7」とチーム最高点をつけたうえで、前者は冨安をチームのMVPに選出している。
『Gazzetta dello Sport』が、「ロドリゴ・ベカンが打たせてしまったが、先制点はタイミングとポジショニング(の良さ)を反映。シーズン2点目。急浮上だ」と称賛したのに続き、『Corriere dello Sport』も「ヘディングで先制点、見事な具体性で攻め、守った。決して明晰さを失わなかった」と賛辞を寄せた。
ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督の評価も確かなものとなっている。『TUTTOmercatoWEB』によると、セルビア人指揮官は試合後に「これからもっとCBとしてやっていかなければいけないが、彼は日本人で、ストリート育ちのように狡猾じゃない。だが、早くに学ぶ選手だ」と、冨安を評価した。
「イタリアでプレーし、成長し、経験を積めば、最終ラインの4つのポジションすべてをカバーできるだろう。彼は若いし、両足を使える。素晴らしい選手になれるよ」
2年目のイタリアで成長を続け、昨シーズンを上回るリーグ2点目も決めた冨安への期待は高まるばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
『Gazzetta dello Sport』が、「ロドリゴ・ベカンが打たせてしまったが、先制点はタイミングとポジショニング(の良さ)を反映。シーズン2点目。急浮上だ」と称賛したのに続き、『Corriere dello Sport』も「ヘディングで先制点、見事な具体性で攻め、守った。決して明晰さを失わなかった」と賛辞を寄せた。
ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督の評価も確かなものとなっている。『TUTTOmercatoWEB』によると、セルビア人指揮官は試合後に「これからもっとCBとしてやっていかなければいけないが、彼は日本人で、ストリート育ちのように狡猾じゃない。だが、早くに学ぶ選手だ」と、冨安を評価した。
「イタリアでプレーし、成長し、経験を積めば、最終ラインの4つのポジションすべてをカバーできるだろう。彼は若いし、両足を使える。素晴らしい選手になれるよ」
2年目のイタリアで成長を続け、昨シーズンを上回るリーグ2点目も決めた冨安への期待は高まるばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部