無所属の状態が続いている香川真司が現地時間１月１日、自身のSNSを更新。新年の挨拶とともに、サッカー選手としての想いを伝えている。

　香川は2019年８月にドルトムントからサラゴサに２年契約で加入。念願のスペインデビューを果たし、その年はリーグ戦31試合出場で４得点を記録も、チームはプレーオフで敗れ１部昇格ならず。今シーズンはEU圏外選手の登録枠から漏れて事実上の構想となり、高額年俸の問題もあり、本人は「少し苛立ちも感じます」としながらも合意の上で契約解除に至っていた。

　現在もスペインでトレーニングを続ける31歳は、元日に１本の動画を公開。引き締まった表情で、今の心境を次のように語った。

「2021年、明けましておめでとうございます。みんなにとってまた素晴らしい1年になることを心から願っています。僕自身も2021年、素晴らしい年になるように、まずはこの１月にでもみんなに良い報告ができればいいかなと思っています。そしてサッカー選手である以上、やっぱこのグラウンドの上で自分自身の力を証明していかないといけないし、それをしっかりと自分の力で成し遂げていきたいと思っていますので、また熱い声援もよろしくお願いいたします。それでは今年も頑張っていきましょう」
 

　この投稿に、国内外のファンも反応。熱いエールが続々と寄せられている。

「今でも世界トップレベルのスキルを備えてると確信してる」
「周りをギャフンとゆわせてください！」
「1日でも早く香川選手のプレーが再び観れることを期待しています！」
「またA代表で暴れてくれるの待ってるからなー！」
「日本の10番はあなたです」
「5大リーグでまだ見たい」
「一生応援してます」

　12月にセレッソ大阪復帰報道が出た際には、「欧州でまだやるべき事がある。ここ数週間の中で自分なりの決断を欧州で出来れば」と語った香川。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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