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【J1】川崎は“史上最速優勝”後初の試合で清水とドロー!名古屋、C大阪はともに勝利で2位争いは混戦に!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月05日

C大阪・清武はキャリアハイとなる今季8点目

名古屋を勝利に導くゴールを奪った相馬。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1リーグは12月5日、各地で31節の4試合を開催。今季の天皇杯及び来季ACLへの出場権を懸けた争いが白熱している。

 J1史上最速優勝を果たした川崎フロンターレは、17位に沈む清水エスパルスと敵地で対戦。幸先よく先制点を奪いたいところだったが、11分にカルリーニョス・ジュニオに先制を許す苦しい展開。それでも“王者”はすぐに反撃。レアンドロ・ダミアンのヒールでの落としを受けた田中碧がペナルティエリア中央で右足を振り抜き、21分に同点に追いつく。

 だが、40分。FKから混戦となり、最後はヘナト・アウグストに押し込まれ再び勝ち越しを許してしまう。その後、史上最多勝点のさらなる上積み、そして06年に同クラブが達成した史上最多得点(84)の更新にも期待がかかる川崎は攻めに出るが、2点目はなかなか奪えず。だが、そのままホイッスルかと思われた89分に山根視来が土壇場で同点弾を挙げ、優勝後初のゲームは2-2のドローに終わった。勝点は76、総得点は81とした。

 3位の名古屋グランパスは、得点王独走中のオルンガ擁する8位の柏レイソルの本拠地に乗り込んだ。前半はスコアレスで折り返すと、均衡が崩れたのは51分。こぼれ球に反応した相馬勇紀がゴールに突き刺した。結局、東京五輪世代の23歳の一撃が決勝点となり、“ウノゼロ”で勝利。暫定でガンバ大阪をかわし、天皇杯出場権が与えられる2位に浮上した。

 5位のセレッソ大阪は、13位の北海道コンサドーレ札幌とのアウェーゲーム。序盤から惜しい場面も作るなか、40分に松田陸のクロスにブルーノ・メンデスが頭で合わせ先制点を奪う。さらに、勢いに乗るC大阪は54分。清武弘嗣が裏に抜け出すと、見事なトラップから左足を一閃し、鮮やかに追加点をゲット。清武はこれでキャリアハイとなる今季8点目となった。

 その後65分にジェイに1点を返されたものの、80分にB・メンデスが突き放す1点を決め勝負あり。3-1でC大阪が危なげなく勝利を収め、ACL出場圏内まであと一歩の暫定4位に順位を上げた。
 
 31節(12月5日)の結果は以下の通り。

札幌1-3C大阪
柏0-1名古屋
清水2-2川崎
横浜FC1-1鳥栖

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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