【神戸】“闘魂CB”菊池流帆がACLを通じて成長を実感「やれることが増えてきて自信に」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2020年12月04日

再開初戦の広州恒大戦では、タリスカら強力攻撃陣と渡り合う

水原三星戦の前日会見に臨んだ菊池。大会への意気込みを語った。(C)VISSEL KOBE

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 ヴィッセル神戸の菊池流帆が12月3日、ACLグループステージ6節・水原三星戦の前日会見に出席。意気込みを語った。

 ジョホールが参加辞退したことにより神戸、広州恒大、水原三星の三つ巴の争いとなったグループステージで、神戸は6節(最終戦)を前に、首位での突破を決めている。

 しかし菊池は「それ(グループステージ突破)は関係なしに、明日は絶対に勝って勢いを持って決勝トーナメントに進むだけです」と話す。

 再開初戦となったグループステージ3節の広州恒大戦(○3-1)でフル出場した菊池は、アンデルソン・タリスカ、アロイージオ、エウケソン、リカルド・グラールといったアジア屈指の攻撃陣に自由を許さず、封じてみせた(1失点はオウンゴール)。

 J2の山口でプレーしていたプロ1年目の昨季を考えれば、ACLで強敵を相手に堂々と渡り合う今季のパフォーマンスは驚くべきだ。力任せだった守備にも安定感が生まれ、見事にアジアの舞台で、その成長を証明している。
 
 神戸に加入してからもメキメキと力をつけている菊池はACLを通じて、さらなる進化を遂げようとしている。

「とても素晴らしい選手たちとやらせてもらって、そのなかでやれることが増えてきて、とても自信になっている」

 そうACLでの手応えを口にした菊池は続けて「まずはアジアでチャンピオンになりたいと思います」と力強く宣言してみせた。

 前日会見に同席した三浦淳寛監督が「アジアナンバーワンという目標が明確にあるので、選手たちは非常にポジティブに捉えていますし、決してナーバスになっている状況ではありません」というように、大舞台でも菊池はまったく物怖じしている様子はない。

 このACLで菊池は、もうひと皮もふた皮も剥けそうだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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