リヨンのメンフィス・デパイが自身のツイッターに投稿した意味深なメッセージが、様々な憶測を呼んでいる。
現地時間11月29日に行なわれたリーグ・アン第12節のスタッド・ドゥ・ランス戦で、リヨンは3−0の勝利。首位パリ・サンジェルマンと勝点差2の2位に浮上したその約3時間後にオランダ代表FWが突如、以下のようにツイートしたのだ。
「私がいなくなったら、あなたはきっと私が恋しくなる。良い休日を」
投げキッスの絵文字とともにアップされた一文は、誰に宛てられたものかは不明だが、リヨン・ファンの反応は様々だ。
「そんなことよりフランス語を話すことから始めよう」
「がっかりした。バルサに行ってベンチを温めろ」
「ミランに来れば愛される!」
「私たちはあなたを愛しています」
「この冬に動く可能性もある」と明言
デパイはそのスタッド・ドゥ・ランス戦でもカルル・トコ・エカンビの先制ゴールをお膳立てするなど、リヨンの2位浮上に貢献しており、昨シーズン逃した欧州カップ戦の出場権を獲得する上で不可欠な選手の一人だ。
ただ、今夏の移籍マーケットでは、バルセロナの監督に就任したロナルド・クーマンがオランダ代表でも指導したデパイの獲得を熱望。本人の希望もあり、加入寸前まで行ったものの、金銭面で両クラブが折り合わず、実現しなかった経緯がある。
さらに現在では、ミランやユベントス、ローマなどイタリア方面からも関心が伝えられている。
21年6月でリヨンとの契約満了となるデパイは、「この冬に動く可能性もある」と話しており、早ければ今年1月に、遅くとも来年夏にはツイートの真相が分かるかもしれない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部