「どうか、選手を助けてください」と交代枠にも不満をこぼす
現地時間11月22日に開催されるプレミアリーグ第9節で、3位のリバプールは勝点1差で首位に立つレスター・シティを、無敗記録(63戦)を更新中の本拠地アンフィールドに迎え撃つ。
文字通りのビッグゲームを迎えるディフェンディングチャンピオンだが、チームの現状は芳しくない。フィルジル・ファン・ダイクやトレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメス、ジョーダン・ヘンダーソンなど複数の主力が中長期の離脱を余儀なくされているのだ。
もちろんバックアッパーにも実力派が揃っているとはいえ、レベルダウンは否めない。そんな苦しい台所事情に指揮官も“本音”を漏らした。
英紙『Daily Mail』のインタビューでユルゲン・クロップ監督は、10月に行なわれたエバートン戦(プレミア第5節)で、ファン・ダイクに全治8か月となる前十字靭帯損傷の大怪我を負わせた相手GKジョーダン・ピックフォードの危険なプレーに、改めて不満を訴えたのだ。
「私の英語力は、私の心境を正確に説明できるだけの十分なものじゃない。彼が怪我をした瞬間に、『間違いなく大きな怪我だ』と確信した。もちろん怪我は、我々にとって付き物だが、あれは試合の激しさによるものではなかった。ひとりの人間(ピックフォード)のおかしな判断のせいだ。あれを受け入れるのは、正直に言えば、難しかった」
文字通りのビッグゲームを迎えるディフェンディングチャンピオンだが、チームの現状は芳しくない。フィルジル・ファン・ダイクやトレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメス、ジョーダン・ヘンダーソンなど複数の主力が中長期の離脱を余儀なくされているのだ。
もちろんバックアッパーにも実力派が揃っているとはいえ、レベルダウンは否めない。そんな苦しい台所事情に指揮官も“本音”を漏らした。
英紙『Daily Mail』のインタビューでユルゲン・クロップ監督は、10月に行なわれたエバートン戦(プレミア第5節)で、ファン・ダイクに全治8か月となる前十字靭帯損傷の大怪我を負わせた相手GKジョーダン・ピックフォードの危険なプレーに、改めて不満を訴えたのだ。
「私の英語力は、私の心境を正確に説明できるだけの十分なものじゃない。彼が怪我をした瞬間に、『間違いなく大きな怪我だ』と確信した。もちろん怪我は、我々にとって付き物だが、あれは試合の激しさによるものではなかった。ひとりの人間(ピックフォード)のおかしな判断のせいだ。あれを受け入れるのは、正直に言えば、難しかった」
さらに、現地時間11月20日に行なわれた記者会見で、チアゴ・アルカンタラとファビーニョの戦線復帰を明言したクロップ監督は、その場でこうも語っている。
「この業界だけでなく、全世界にとって特別な時期であることは理解しているし、この困難を乗り越えるために懸命に戦うつもりだ。だが、プレミアリーグは、世界が変わろうとしているなかでも変わろうとしていない。なぜ交代枠が3つなんだと疑問に思うね。私が言いたいのは言い訳でもなければ、独りよがりや、このクラブのためだけの話ではない。選手を守るための話だ。『どうか、選手たちを助けてください』と私は求めているだけだ」
苦しい台所事情で、レッズを牽引してきた熱血漢はいかなる手腕を見せるのか。このレスター戦は、真価が問われる一戦となりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部