【森保ジャパン最新序列】大迫勇也、堂安律らが不在…攻撃陣の構成は?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2020年11月09日

今シリーズも4バックと3バックを併用しそう

11月シリーズのメンバー。オーストリアでパナマ、メキシコと対戦する。

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 約1年ぶりの活動となった10月のオランダ・ユトレヒトでのカメルーン戦(△0-0)、コートジボワール戦(〇1-0)は1勝1分。守備の安定が光ったこの2連戦に続き、11月シリーズではオーストリアでパナマ、メキシコと対戦する。

 メンバーは10月シリーズの顔ぶれがベースで、加えて招集できなかった橋本や浅野、参加を見送った長友が復帰。一方で新型コロナウイルスの影響でクラブに戻った際に隔離期間が設けられる大迫勇也(ブレーメン)の招集は断念し、堂安律(ビーレフェルト)も参加を辞退。同じドイツクラブに所属する選手たちの状況も11月8時点では不明だ。

 そのなかではあるが、ここでは現時点での序列を検証。システムは今回も4-4-2と3-4-2-1を併用する可能性が高く、まずは4-4-2の並びを見てみたい。

 GKの一番手は先のカメルーン戦でも先発した権田だ。昨年の活動でもコンスタントに出場機会を得ており、彼がファーストチョイスである。もっとも、足もとの技術に長けたシュミットは、コートジボワール戦で先発し、低い位置からのポゼッションに貢献。ベテランの川島も含めて序列の変動は今後もあり得るだろう。
 最終ラインはカメルーン、コートジボワールとのゲームで、これまで日本の選手が苦手としていた身体能力の高い相手に実に的確に対応したCB吉田&冨安が変わることのない軸だ。ふたりの充実ぶりは目を引く。またコートジボワール戦では、植田が決勝弾となるA代表初ゴールを決めてアピール。東京五輪世代でボランチもこなせる板倉も控える。

 右SBはレギュラーの酒井に、コートジボワール戦で手堅い守備を披露した室屋が挑む構図だ。室屋は課題である攻撃面での改善を見せられるかが焦点になる。

 対して左SBは、経験豊富な長友の力が依然として抜けている。ただ、コートジボワール戦では、ボランチもこなせる中山がこの位置でスタメン出場し、まずまずのプレーを披露。またカメルーン戦でA代表デビューを飾った菅原も引き続きメンバー入りを果たしている。菅原は右、逆に室屋は左での起用もあるかもしれない。
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