叱責されたメッシの反応は?
昨シーズン終了後にバルセロナの監督を解任されたキケ・セティエンが、10月31日付けのスペイン紙『El Pais』に掲載されたビセンテ・デルボスケのインタビューで、リオネル・メッシに言及したことが話題となった。
前指揮官は、「たしかにマネジメントするのが簡単じゃない選手たちはいる。その中にはレオもいる。それは本当だ」と本音を告白。スーパースターを扱う難しさを語っている。
「彼が史上最高の選手だということも忘れてはいけない。それをわたしが変えられるはずがないじゃないか。数年前から今のようであるのを受け入れ、変えなかったのなら……」
この発言が、やはり発端となったのだろうか。その翌日、ジャーナリストのアドリア・アルベッツ氏が、ラジオ局『SER Catalunya』の番組「Que T'hiJugues」の中で、キケ・セティエンとメッシの間で繰り広げられた口論の内容を明かした。現地紙『AS』などが一斉に報じている。
指揮官とエースが衝突したのは、今年の6月27日に行なわれたラ・リーガ第32節のセルタ戦。バルサは終盤の失点で2-2のドローに終わり、レアル・マドリーに首位の座を明け渡す結果となった。
この試合後のドレッシングルームで、一部の主力選手たちとキケ・セティエン監督をはじめとするコーチ陣が激しい口論となったことやメッシがアシスタントコーチの指示を無視した事実は、当時も伝えられていた。今回明らかになったのは、その詳細だ。
【動画】「クラブ史上最も愚かな失点」バルサGKの痛恨ミスはこちら
前指揮官は、「たしかにマネジメントするのが簡単じゃない選手たちはいる。その中にはレオもいる。それは本当だ」と本音を告白。スーパースターを扱う難しさを語っている。
「彼が史上最高の選手だということも忘れてはいけない。それをわたしが変えられるはずがないじゃないか。数年前から今のようであるのを受け入れ、変えなかったのなら……」
この発言が、やはり発端となったのだろうか。その翌日、ジャーナリストのアドリア・アルベッツ氏が、ラジオ局『SER Catalunya』の番組「Que T'hiJugues」の中で、キケ・セティエンとメッシの間で繰り広げられた口論の内容を明かした。現地紙『AS』などが一斉に報じている。
指揮官とエースが衝突したのは、今年の6月27日に行なわれたラ・リーガ第32節のセルタ戦。バルサは終盤の失点で2-2のドローに終わり、レアル・マドリーに首位の座を明け渡す結果となった。
この試合後のドレッシングルームで、一部の主力選手たちとキケ・セティエン監督をはじめとするコーチ陣が激しい口論となったことやメッシがアシスタントコーチの指示を無視した事実は、当時も伝えられていた。今回明らかになったのは、その詳細だ。
【動画】「クラブ史上最も愚かな失点」バルサGKの痛恨ミスはこちら
ファウルから同点に追い付かれたことを激しく非難した指揮官に対し、メッシはチームメイトに怒りをぶつけるその口調が気に入らなかったようだ。「監督よりも、はるかに優れた実績を残した、すべてを勝ち取った選手を尊重してほしい」と求めたという。
すると、セティエンは「私の言うことが気に入らなければ、そこにドアがある」と言い、納得がいかないなら出て行くように叱責したというのだ。
この言葉を聞いた10番は、“思いやりのある方法”で微笑んだ、と記事は伝えている。
こうしたスター選手への敬意を欠く行為が、ひいては、エルネスト・バルベルデ監督の首を切ってこの指揮官を連れてきたジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長への不満にも繋がったか。
すでにクラブを去ったとはいえ、メッシに対する前指揮官の発言は波紋を広げそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
すると、セティエンは「私の言うことが気に入らなければ、そこにドアがある」と言い、納得がいかないなら出て行くように叱責したというのだ。
この言葉を聞いた10番は、“思いやりのある方法”で微笑んだ、と記事は伝えている。
こうしたスター選手への敬意を欠く行為が、ひいては、エルネスト・バルベルデ監督の首を切ってこの指揮官を連れてきたジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長への不満にも繋がったか。
すでにクラブを去ったとはいえ、メッシに対する前指揮官の発言は波紋を広げそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部