「21年夏の契約を目指している」と伝える
現地時間10月24日に開催されたラ・リーガ第7節で、レアル・マドリーは敵地に乗り込んでバルセロナと対戦。一時は追いつかれながらも、セルヒオ・ラモスのPKで勝ち越すと、最後はルカ・モドリッチの鮮やかなゴールでダメを押して3-1で勝利した。
公式戦2連敗でジネディーヌ・ジダン監督の更迭すら囁かれたマドリーだったが、永遠のライバルとのクラシコを制して暫定首位に浮上。暗雲が立ち込めつつあったチームは平常を取り戻した。
そうしたなかで、新戦力に関する気になるニュースが舞い込んできた。現地時間10月25日にリバプールの地元紙『Liverpool Echo』は、マドリーがブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに「スカウトの目を向けている」と報じた。
今夏の移籍市場では余剰人員の整理を優先したマドリーは、レンタルバック組を除いて純粋な補強はゼロ。事実上カリム・ベンゼマがひとりで稼働しているCFの獲得も見送られた。
公式戦2連敗でジネディーヌ・ジダン監督の更迭すら囁かれたマドリーだったが、永遠のライバルとのクラシコを制して暫定首位に浮上。暗雲が立ち込めつつあったチームは平常を取り戻した。
そうしたなかで、新戦力に関する気になるニュースが舞い込んできた。現地時間10月25日にリバプールの地元紙『Liverpool Echo』は、マドリーがブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに「スカウトの目を向けている」と報じた。
今夏の移籍市場では余剰人員の整理を優先したマドリーは、レンタルバック組を除いて純粋な補強はゼロ。事実上カリム・ベンゼマがひとりで稼働しているCFの獲得も見送られた。
そんな状況下で、リバプールでキャリアの最盛期を送っている29歳のフィルミーノに注目が集まっている。トップ下やウイングでも機能するマルチロールは、チームの幅を広げるため、前線の層が薄いマドリーにはお誂え向きと言えるかもしれない。
フィルミーノの去就について伝えた『Liverpool Echo』は、「マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長のお気に入りで、ターゲットに据えられた」としたうえで、「2021年の夏に契約を目指している」とレポートした。
とはいえ、“ボビー”の愛称でファンからも親しまれ、ユルゲン・クロップのチームで絶対的なタレントとして君臨しているフィルミーノをリバプールが安易に放出するとは考えにくい。2023年6月までの契約を締結していることもあり、手放すとしても、相応の見返りを求めるはずだ。
今シーズンは“偽9番”の役割を巡って、日本代表FWの南野拓実とも熾烈なポジション争いを繰り広げているフィルミーノ。今回の報道は噂の域を出ないが、今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部