「首位の勝点に並ぶというのは現実的になかなか厳しい状況」
柏レイソルのネルシーニョ監督は10月12日、練習後にオンライン上で会見に臨み、タイトル獲得に向けて終盤戦の展望を明かした。
指揮官は、「ポジティブな結果を得られているなという実感もありますし、この連戦で相当数のけが人が出てしまっている現状において、ピッチに出た選手が攻守において高いクオリティのパフォーマンスを見せてくれている」と選手たちの奮闘を称えた。
現在J1リーグで勝点36で7位につけている柏は、首位川崎とは勝点23差ある。その一方で、J1リーグの今季はコロナ禍の特別なレギュレーションで行なわれており、来季のACL参加はリーグ戦上位3チームと変わらぬものの、天皇杯出場権は上位2チームに与えられる。首位を独走する川崎とは大きな差があるものの、2位FC東京とは勝点8差で、柏はさらに2試合消化試合が少ない。
「今年はフロンターレがここまで良い戦いをしてきている。首位の勝点に並ぶというのは現実的になかなか厳しい状況にある。ただ、そのほかの順位をみれば、これからACLや天皇杯の出場権獲得がかかった順位争いになってくる。優勝以外にも当然ながら目標はあるわけで、出場権獲得に向けてこれから我々も1試合1試合きちっと準備をしていかないといけない」
柏は10月7日のルヴァンカップ準決勝・横浜F・マリノス戦に1-0で勝利し11月7日の決勝にも駒を進めている。
「目の前の試合に集中するという我々のスタンスは変わりません。FC東京とルヴァンカップで戦うのは11月7日とまだ少し時間があるので、我々の優先順位としては目の前にあるリーグ戦が上です」とこれまでのスタンスを崩さぬ戦いを続けていくだけだという。
指揮官は、「ポジティブな結果を得られているなという実感もありますし、この連戦で相当数のけが人が出てしまっている現状において、ピッチに出た選手が攻守において高いクオリティのパフォーマンスを見せてくれている」と選手たちの奮闘を称えた。
現在J1リーグで勝点36で7位につけている柏は、首位川崎とは勝点23差ある。その一方で、J1リーグの今季はコロナ禍の特別なレギュレーションで行なわれており、来季のACL参加はリーグ戦上位3チームと変わらぬものの、天皇杯出場権は上位2チームに与えられる。首位を独走する川崎とは大きな差があるものの、2位FC東京とは勝点8差で、柏はさらに2試合消化試合が少ない。
「今年はフロンターレがここまで良い戦いをしてきている。首位の勝点に並ぶというのは現実的になかなか厳しい状況にある。ただ、そのほかの順位をみれば、これからACLや天皇杯の出場権獲得がかかった順位争いになってくる。優勝以外にも当然ながら目標はあるわけで、出場権獲得に向けてこれから我々も1試合1試合きちっと準備をしていかないといけない」
柏は10月7日のルヴァンカップ準決勝・横浜F・マリノス戦に1-0で勝利し11月7日の決勝にも駒を進めている。
「目の前の試合に集中するという我々のスタンスは変わりません。FC東京とルヴァンカップで戦うのは11月7日とまだ少し時間があるので、我々の優先順位としては目の前にあるリーグ戦が上です」とこれまでのスタンスを崩さぬ戦いを続けていくだけだという。
懸念材料は、J1得点王レースで独走中のオルンガが11月のアフリカネーションズカップでケニア代表に招集される可能性が高く終盤戦で不在となることだ。
「まだ招集されるかも定かではない。日程はルヴァンの後になる可能性もある。自国の代表チームの選手としてプレーできることというのは、選手として非常に名誉なことだと思います。ただ、現状我々レイソルにとっても、彼は非常に重要な存在であることは間違いない。彼と同じ特長を持った、同じ働きができる選手は他にいない」
改めてゴールを量産している助っ人の重要性を説くと、「彼が代表招集されて、不在になる事態は、私の立場からすればあってほしくはないが、まずは待つしかない」と様々な思惑を巡らせているようだ。
怪我人も多く、得点源も不在となる可能性があるものの、前節の神戸戦では古賀太陽と大南拓磨の東京五輪世代の2人がCBコンビを組み、神戸の反撃に耐え抜いた。
ネルシーニョ監督は「2人とも個性をしっかりとピッチのなかで出してくれていると見ています。こうして怪我人が続出するなかでもしっかりと出場機会を得て役割をこなしてくれている」と若手の成長にも確かな手応えを感じているようだ。
リーグ戦再開当初から「総力戦」を掲げてきた名伯楽の読み通り、ここにきてチーム力を上げている柏が終盤戦に旋風を巻き起こせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】オルンガが出場試合数を上回る今季20、21ゴール目!神戸戦のハイライト
「まだ招集されるかも定かではない。日程はルヴァンの後になる可能性もある。自国の代表チームの選手としてプレーできることというのは、選手として非常に名誉なことだと思います。ただ、現状我々レイソルにとっても、彼は非常に重要な存在であることは間違いない。彼と同じ特長を持った、同じ働きができる選手は他にいない」
改めてゴールを量産している助っ人の重要性を説くと、「彼が代表招集されて、不在になる事態は、私の立場からすればあってほしくはないが、まずは待つしかない」と様々な思惑を巡らせているようだ。
怪我人も多く、得点源も不在となる可能性があるものの、前節の神戸戦では古賀太陽と大南拓磨の東京五輪世代の2人がCBコンビを組み、神戸の反撃に耐え抜いた。
ネルシーニョ監督は「2人とも個性をしっかりとピッチのなかで出してくれていると見ています。こうして怪我人が続出するなかでもしっかりと出場機会を得て役割をこなしてくれている」と若手の成長にも確かな手応えを感じているようだ。
リーグ戦再開当初から「総力戦」を掲げてきた名伯楽の読み通り、ここにきてチーム力を上げている柏が終盤戦に旋風を巻き起こせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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