カメルーン戦では3-4-2-1も採用したが…
オランダ・ユトレヒトでトレーニングを積んでいる日本代表は、10月13日に国際親善試合としてコートジボワールと対戦する。
同10日に行なわれたカメルーン戦は、スコアレスドロー。新型コロナウイルスの影響により約1年ぶりの本格的な活動とあって、特に攻撃面の質に課題が残った。その反省点を修正できるかがひとつのポイントだろう。
スタメン、システムは正直、予想をし辛い。基本は4バックを採用する森保ジャパンだが、カメルーン戦では後半頭から、指揮官の代名詞とも言える3-4-2-1に変更。従来通り、状況によってふたつのシステムを使い分けるはずだが、カメルーン戦では相手のシステム(4-3-3)とハマりの良かった3-4-2-1のほうが安定していた。
もっとも9日のベルギーとの国際親善試合で3-4-3を採用しているコートジボワールに対し、ペペ(アーセナル)らウイングを含めた相手の3トップに対応するなら4バックがベターか。3バックで臨んだ際は、ウイングバックを押し下げられると5バック気味になってしまう懸念がある。
一方でカメルーン戦はアンカーが落ち、3バック気味でボールを回した相手に対し、プレスが上手くハマらなかっただけに、4-4-2で臨むならその修正は必要だろう。
前日会見で森保一監督は「守備面での課題、修正ポイントは、相手にどこでどうプレッシャーをかけるか、より共通認識、意思統一をもって改善、修正していきたいです」と話し、システムに関しては「3バック、4バックをトライしたいと思っていますが、流れを見て判断したいです。選手たちにはシステムを含め、柔軟に戦うことを伝えたいと思います」と語った。
同10日に行なわれたカメルーン戦は、スコアレスドロー。新型コロナウイルスの影響により約1年ぶりの本格的な活動とあって、特に攻撃面の質に課題が残った。その反省点を修正できるかがひとつのポイントだろう。
スタメン、システムは正直、予想をし辛い。基本は4バックを採用する森保ジャパンだが、カメルーン戦では後半頭から、指揮官の代名詞とも言える3-4-2-1に変更。従来通り、状況によってふたつのシステムを使い分けるはずだが、カメルーン戦では相手のシステム(4-3-3)とハマりの良かった3-4-2-1のほうが安定していた。
もっとも9日のベルギーとの国際親善試合で3-4-3を採用しているコートジボワールに対し、ペペ(アーセナル)らウイングを含めた相手の3トップに対応するなら4バックがベターか。3バックで臨んだ際は、ウイングバックを押し下げられると5バック気味になってしまう懸念がある。
一方でカメルーン戦はアンカーが落ち、3バック気味でボールを回した相手に対し、プレスが上手くハマらなかっただけに、4-4-2で臨むならその修正は必要だろう。
前日会見で森保一監督は「守備面での課題、修正ポイントは、相手にどこでどうプレッシャーをかけるか、より共通認識、意思統一をもって改善、修正していきたいです」と話し、システムに関しては「3バック、4バックをトライしたいと思っていますが、流れを見て判断したいです。選手たちにはシステムを含め、柔軟に戦うことを伝えたいと思います」と語った。
また指揮官は遠征前には「少しでも多くの選手を起用したい」と口にしていたが、前日会見では「今日の練習を見て決めたいですが、(カメルーン戦から)数人の選手は入れ替えると思います」と説明。
カメルーン戦に多くの主力を起用したなか、良い力試しとなるはずのこの一戦にどんなメンバーをチョイスするか。一方で、ベルギー戦には前述のペペとともに、ボランチのケシエ(ACミラン)、ウイングバックのオーリエ(トッテナム)ら主力メンバーを先発させているコートジボワールも、どれだけ顔ぶれを変えてくるか不透明だ。
今回の遠征は「来年3月の(カタール・)ワールドカップ予選への準備」(反町技術委員長)にもなる。それだけにGKは、最終ラインとの連係をさらに深める意味で、序列の一番手にいる権田を引き続き起用するか。それとも今後、複数の選択肢を用意できるよう、シュミット、川島らをピッチに立たせるかもしれない。
システムを4バックで考えた際、最も読めないのが左SBだ。今回はコンディション不良(胃腸炎)によりレギュラーの長友佑都が不在。カメルーン戦は安西が先発したが、相手に攻撃の起点を作られるなど課題の残る出来となった。その安西を2試合続けて起用するか、それとも左SBもこなせる酒井、室屋を逆サイドに回すか。指揮官の選択は興味深いところである。
カメルーン戦に多くの主力を起用したなか、良い力試しとなるはずのこの一戦にどんなメンバーをチョイスするか。一方で、ベルギー戦には前述のペペとともに、ボランチのケシエ(ACミラン)、ウイングバックのオーリエ(トッテナム)ら主力メンバーを先発させているコートジボワールも、どれだけ顔ぶれを変えてくるか不透明だ。
今回の遠征は「来年3月の(カタール・)ワールドカップ予選への準備」(反町技術委員長)にもなる。それだけにGKは、最終ラインとの連係をさらに深める意味で、序列の一番手にいる権田を引き続き起用するか。それとも今後、複数の選択肢を用意できるよう、シュミット、川島らをピッチに立たせるかもしれない。
システムを4バックで考えた際、最も読めないのが左SBだ。今回はコンディション不良(胃腸炎)によりレギュラーの長友佑都が不在。カメルーン戦は安西が先発したが、相手に攻撃の起点を作られるなど課題の残る出来となった。その安西を2試合続けて起用するか、それとも左SBもこなせる酒井、室屋を逆サイドに回すか。指揮官の選択は興味深いところである。