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「まさに救いの手だ」世界が驚嘆! 新型コロナでGK2人が離脱したウクライナ代表に45歳のコーチが“電撃復帰”

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年10月08日

フランス戦でベンチ入り

かつてウクライナを支えた名手が、母国のピンチに大きな決断を下した。 (C) Getty Images

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 新型コロナウイルスの影響で、まさかの事態が発生した。

 現地時間10月7日、ウクライナ・サッカー連盟は、前日に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたために代表チームを離脱したアンドリー・ルニンとユーリー・パンキフの代役として、アシスタントコーチを務めていたオレクサンドル・ショフコフスキーを現役復帰させると発表。同日に行なわれたフランスとの親善試合でベンチ入りを果たした。

 まさに前代未聞だ。前述の二人が離脱し、チームに残されたGKは26歳のヘオリー・ブスチャンのみとなったウクライナは、パリで行なわれた試合に招集が間に合わなかったため、急遽、ショフコフスキーを選手登録したのだ。

 現在45歳のショフコフスキーは、国内屈指の経歴を持つレジェンドGKだ。現役時代はディナモ・キエフとウクライナ代表の絶対的な守護神として長らく君臨し、同代表が初出場を果たした2006年のドイツ・ワールドカップでは“アイコン”だったアンドリー・シェフチェンコ(現代表監督)と共にチームを支えた。

 4年前に引退していたショフコフスキーの“電撃復帰”には、海外メディアも驚嘆している。フランス紙『Le Parisien』が、「信じられない状況だ。レジェンド守護神の復帰でウクライナの不安も減る」と伝えれば、英紙『The Sun』も「世界王者フランスとの試合を前に、まさに“救いの手”を出したのは、伝説のGKだった」と綴った。
 
 結局、1-7で終わった試合で出番は回ってこなかったが、ウクライナ・サッカー連盟は、公共放送『PBC』の取材で、ショフコフスキーを指名した理由について「彼はどこにも属していないが、個人的なトレーニングを続けており、良好なフィジカルコンディションを維持している」と説明した。

「UEFAの規則ではどのチームともプロ契約を結んでいない場合でも、その国の市民権さえ持っていれば、試合に参加することが許可されている。だとすれば、この緊急的な状況において彼を除いて最適な人物はいなかった」

 無類のシュートストッパーとして鳴らしたショフコフスキー。レジェンドGKの出場を期待したファンも少なくなかったことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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