【U-19代表】影山監督も「非常に期待している」。 大物感が漂う鈴木唯人を見逃すな

カテゴリ:日本代表

古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2020年10月05日

「もっともっと自分のプレーを出す自信がある」

清水に所属する鈴木唯人は、高卒1年目のルーキーながらチームに欠かせない存在になっている。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 U-19日本代表候補の合宿が10月4日より、千葉県内で行なわれている。チームは今年10月に開催するU-19アジア選手権を目標にしていたが、新型コロナウイルスの影響で大会は来年初旬に延期。大会の明確な開催時期が不明ななかでの合宿となっている。

 合宿1日目の4日は、週末のJリーグの影響で参加人数が少なかったが、2日目の今日5日は全選手が参加。練習後のメディア対応は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン上での取材となっている。

 約2時間の練習後、高卒ルーキーながらJ1で17試合に出場している清水の鈴木唯人は合宿についての個人のテーマをこう語った。

「たくさんのチームから集まっているので、自分のプレーを出すことが一番だと思います。あとは他の選手とコミュニケーションを取ること」

 ミニゲームではフリーマンとしてボールを失わない技術の高さを見せつければ、ハーフコートゲームでは正確な長短のパスを披露。言葉通り、自分のプレーをして、影山雅永監督からも「非常に期待しています」と太鼓判を押された。
 
 
 とはいえ「もっともっと自分のプレーを出す自信がある」と自負する。思い返せばJデビュー戦となった今季の2節・名古屋戦でも「早い段階でもチャンスは来ると思っていた。(スタメン抜擢に)驚きはない」と自信満々に言い切っていた。

 これらの堂々とした受け応え、立ち居振る舞いに大物感を覚えるのは筆者だけではないはずだ。

 最後に訊かれた「今回選出された磐田U-18出身の鈴木海音のことを、同じ静岡県のチームの選手としてライバル視するか?」の質問には、「意識していないです」ときっぱり即答。

 リップサービスはなかったが、清水で活躍を続け、また代表へ――。鈴木の一挙手一投足から目が離せない。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
 
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