着衣でプールにダイブ!
古巣の戴冠に歓喜した名手の振る舞いが物議を醸している。渦中にいるのは、バルセロナに所属するクロアチア代表MFイバン・ラキティッチだ。
発端となったのは、現地時間8月21日に開催されたヨーロッパリーグ決勝後の振る舞いだ。
セビージャがインテルを3-2で撃破して、大会最多となる6度目の優勝を成し遂げた直後だった。セビージャの地元テレビ番組にオンライン出演したラキティッチは、満面の笑みを浮かべながら、服を着たまま、近くにあったプールにダイブ。文字通りのはしゃぎっぷりで、かつて3年半プレーしたチームの偉業を祝ったのである。
だが、バルセロナは、一連の振る舞いに心証を害しているようだ。同クラブの贔屓紙として知られる『Mundo Deportivo』によれば、約1週間前に2-8でバイエルンに屈して2019-20シーズンの終幕を迎え、チームがそのダメージを拭いきれていないなかでのクロアチア代表の振る舞いを、クラブ関係者は「アンプロフェッショナル」と見ているという。
発端となったのは、現地時間8月21日に開催されたヨーロッパリーグ決勝後の振る舞いだ。
セビージャがインテルを3-2で撃破して、大会最多となる6度目の優勝を成し遂げた直後だった。セビージャの地元テレビ番組にオンライン出演したラキティッチは、満面の笑みを浮かべながら、服を着たまま、近くにあったプールにダイブ。文字通りのはしゃぎっぷりで、かつて3年半プレーしたチームの偉業を祝ったのである。
だが、バルセロナは、一連の振る舞いに心証を害しているようだ。同クラブの贔屓紙として知られる『Mundo Deportivo』によれば、約1週間前に2-8でバイエルンに屈して2019-20シーズンの終幕を迎え、チームがそのダメージを拭いきれていないなかでのクロアチア代表の振る舞いを、クラブ関係者は「アンプロフェッショナル」と見ているという。
また、同じくバルセロナに拠点を置く日刊紙『La Vanguardia』も「予想外の祝勝だった」と綴り、次のようにレポートした。
「バイエルンとの対戦で歴史的な屈辱を味わった後とは思えなかった。その試合でもプレーしなかったラキティッチは、セビージャの優勝に喜びを押し殺すどころか爆発させた。彼は以前からセビージャとの関係が指摘されてきたが、今回の行動によってバルサは以前のように拒否することをやめたかもしれない。少なくともクーマンは、ラキティッチの放出に向けて動き出すだろう」
現在32歳のラキティッチは、これまでもたびたび放出候補に挙がっており、今月18日に発足したロナルド・クーマン新体制下でも重用されるとは考えにくい。一部メディアでは、今夏の退団は避けられず、セビージャへの復帰やセリエAのクラブへの移籍が囁かれている。
そんな状況下で、この大はしゃぎは一体何を意味するのか。少なくとも、地元メディアの見立て通り、今のバルサにラキティッチの居場所がないのは間違いなさそうだが……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部