微妙な判定をめぐる騒動がキッカケで…
現地時間8月21日、インテルを3-2で撃破したセビージャは、史上最多6度目のヨーロッパリーグ制覇を成し遂げた。
立ち上がりから激しく打ち合った両軍だったが、2-2で迎えた74分に敵陣で得たFKの流れから最後はブラジル人CBのジエゴ・カルロスが豪快なオーバーヘッド。これが敵FWロメル・ルカクの足に当たってゴールに吸い込まれ、雌雄が決したのである。
まさに激戦と呼ぶにふさわしい決勝となったわけだが、その最中に起きた騒動が物議を醸している。
発端となったのは元インテルで、現在はセビージャの10番を背負うエベル・バネガの行動だ。
1-1で迎えた16分だった。インテルのニコロ・バレッラが敵エリア内で浮き球のパスを出すと、これがセビージャのD・カルロスの左手を直撃。当然、インテル側はPKをアピール主張するも、主審は意に介さない。
そして、テクニカルエリアで執拗に抗議していたコンテ監督に、バネガが髪に手を当ててからかうようなジェスチャーを見せる。すると、イタリア人指揮官は一気にヒートアップして、相手の10番をまくしたてたのだ。
立ち上がりから激しく打ち合った両軍だったが、2-2で迎えた74分に敵陣で得たFKの流れから最後はブラジル人CBのジエゴ・カルロスが豪快なオーバーヘッド。これが敵FWロメル・ルカクの足に当たってゴールに吸い込まれ、雌雄が決したのである。
まさに激戦と呼ぶにふさわしい決勝となったわけだが、その最中に起きた騒動が物議を醸している。
発端となったのは元インテルで、現在はセビージャの10番を背負うエベル・バネガの行動だ。
1-1で迎えた16分だった。インテルのニコロ・バレッラが敵エリア内で浮き球のパスを出すと、これがセビージャのD・カルロスの左手を直撃。当然、インテル側はPKをアピール主張するも、主審は意に介さない。
そして、テクニカルエリアで執拗に抗議していたコンテ監督に、バネガが髪に手を当ててからかうようなジェスチャーを見せる。すると、イタリア人指揮官は一気にヒートアップして、相手の10番をまくしたてたのだ。
この時、一体何が起きたのか? イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によれば、審判団に猛抗議する敵将にバネガが「その頭がカツラか本物かを見せてみろ」と挑発。これにコンテが怒ったというのだ。
コンテ監督といえば以前から植毛が噂され、過去に幾度となくメディアのネタにされていたが、真相が明かされることはなかった。つまり、タブーにバネガは触れてしまったのだ。
同紙によれば、バネガの挑発に乗ったコンテは、「後でお前を外で待っているからな」と言い放ったという。
結局、微妙な判定に端を発した騒動は、コンテにイエローカードが提示されて収拾がついたものの、インテル指揮官とセビージャの10番の“対戦”は、世界的な話題となっており、『La Gazzetta dello Sport』は、「信じられない喧嘩だ。カツラのために……」と皮肉っている。
セビージャに接戦の末に競り負けたインテル。それだけに、コンテにとっては悔しい夜となったはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
コンテ監督といえば以前から植毛が噂され、過去に幾度となくメディアのネタにされていたが、真相が明かされることはなかった。つまり、タブーにバネガは触れてしまったのだ。
同紙によれば、バネガの挑発に乗ったコンテは、「後でお前を外で待っているからな」と言い放ったという。
結局、微妙な判定に端を発した騒動は、コンテにイエローカードが提示されて収拾がついたものの、インテル指揮官とセビージャの10番の“対戦”は、世界的な話題となっており、『La Gazzetta dello Sport』は、「信じられない喧嘩だ。カツラのために……」と皮肉っている。
セビージャに接戦の末に競り負けたインテル。それだけに、コンテにとっては悔しい夜となったはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部