最後は横浜が波状攻撃を仕掛けるも…
J1リーグ第10節の大分トリニータ対横浜Fマリノスが8月15日、昭和電工ドーム大分で行なわれ、前者が1-0で勝利した。
リーグ戦は5連敗、公式戦8戦未勝利と苦しむ大分は、伊佐耕平を7試合ぶりに先発起用するなど前節からスタメンを3人変更。一方、なかなか浮上のきっかけを掴めない昨季王者の横浜も、CBチアゴ・マルチンスが怪我から復帰したほか、新加入の前田大然が左ウイングの位置でデビューを果たすなど、4人を入れ替えて試合に臨んだ。
序盤はやや横浜が優勢に試合を進める。細かくパスを繋いでゴール前までボールを運ぶが、決定機にまでは至らない。対する大分も隙を見てサイドを起点に攻撃を仕掛けるも、横浜ディフェンスがブロックする。
中盤以降は、横浜がボールを支配して押し込む展開が続く。26分には、オナイウ阿道が相手のパスミスからチャンスを迎えるも、シュートは右に外れる。30分にも、前田が縦パスから決定機を得るが、このチャンスも活かしきれない。
そんな中、前半終了間際の41分に大分も絶好機を迎える。左サイドでボールを受けた香川勇気が意表を突いたアーリー気味のクロス。走り込んだ三平和司が合わせるも、これはGKパク・イルギュの好セーブに阻まれる。勢いに乗ったホームチームは、さらに45分、左サイドの高澤優也からのクロスに伊佐がフリーで合わせるも、またしても決めきることはできない。前半は両チームともゴールを奪えないまま、0-0で終了する。
リーグ戦は5連敗、公式戦8戦未勝利と苦しむ大分は、伊佐耕平を7試合ぶりに先発起用するなど前節からスタメンを3人変更。一方、なかなか浮上のきっかけを掴めない昨季王者の横浜も、CBチアゴ・マルチンスが怪我から復帰したほか、新加入の前田大然が左ウイングの位置でデビューを果たすなど、4人を入れ替えて試合に臨んだ。
序盤はやや横浜が優勢に試合を進める。細かくパスを繋いでゴール前までボールを運ぶが、決定機にまでは至らない。対する大分も隙を見てサイドを起点に攻撃を仕掛けるも、横浜ディフェンスがブロックする。
中盤以降は、横浜がボールを支配して押し込む展開が続く。26分には、オナイウ阿道が相手のパスミスからチャンスを迎えるも、シュートは右に外れる。30分にも、前田が縦パスから決定機を得るが、このチャンスも活かしきれない。
そんな中、前半終了間際の41分に大分も絶好機を迎える。左サイドでボールを受けた香川勇気が意表を突いたアーリー気味のクロス。走り込んだ三平和司が合わせるも、これはGKパク・イルギュの好セーブに阻まれる。勢いに乗ったホームチームは、さらに45分、左サイドの高澤優也からのクロスに伊佐がフリーで合わせるも、またしても決めきることはできない。前半は両チームともゴールを奪えないまま、0-0で終了する。
後半に入ってからも横浜が激しいプレスで主導権を握る。55分には速攻からチャンスを作るもラストパスに精彩を欠く。大分も58分、ゴール前でボールを受けた伊佐がペナルティエリア内に進入し、切り返して右足で狙いすましてシュート。しかしわずかに枠の右へ外れる。
もどかしい展開が続く中、横浜は62分に、3選手を一気に交代。攻撃のカードを投入し、前線の活性化を図る。ただ、その隙を突いて押され気味だった大分がついに均衡を破る。
三竿雄斗のロングフィードに抜け出した高澤が、DFチアゴ・マルチンスに並ばれるも切り返して右サイドへパス。これを受けた田中達也が右足で落ち着いて流し込み、先制に成功する。
横浜はすぐにさま、水沼宏太と柏レイソルから新加入したばかりの長身FWジュニオール・サントスをピッチに送り込み、波状攻撃を展開。それでも、連敗脱出を目指す大分の必死の守備にゴールを割ることができない。結局、スコアは動かず、試合はこのまま終了した。
田中達の決めた“虎の子の1点”を守り切った大分が、ついに長いトンネルを脱出。一方の横浜は10試合目で早くも5敗目となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部