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コロナ集団感染のサガン鳥栖は“少なくとも”3試合が開催中止に…村井チェアマンは「改めてこのウイルスの脅威を…」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年08月13日

中止となっていたルヴァン杯広島戦は代替試合を行わず

Jリーグ初の集団感染で3試合の中止を決断した村井チェアマン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 Jリーグは8月13日、選手・スタッフに複数名の新型コロナウイルス陽性判定者が発生していたサガン鳥栖について、J1リーグ第12節までの3試合について開催中止を発表した。

 鳥栖は、11日に金明輝監督に陽性判定が出たことを公表。12日には独自に選手・スタッフ89名を対象に実施したPCR検査結果を発表し、トップチーム選手6名、トップチームスタッフ3名に新型コロナウイルスの陽性反応を確認。計10名のチーム関係者が感染していた。

 この事態を重く見たJリーグは、保健所などからの指導をもとに少なくとも、15日の第10節・ガンバ大阪戦、19日の第11節・ベガルタ仙台戦、23日の第12節・北海道コンサドーレ札幌戦の3試合の中止を決定した。なお、代替日程については決定次第の発表となる。

 またこの決定を受けてJリーグの村井満チェアマンは「試合を楽しみにしてくださっていたファン・サポーターの皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪し、以下のようにコメントを発表した。
 
「懸命な努力をしている中でもこうした事態が起こりえることに、改めてこのウイルスの脅威を痛感しています。幸い、重症化している者はおりませんが、治療に専念し一日も早い回復を願っています。

 Jリーグはこれまで、感染症ガイドラインを策定しながら、できうる限りサッカー活動を続けていく方針で活動してまいりました。しかしながら、今回、同一クラブから多数の陽性判定者が出たことで、行政サイドによって濃厚接触者を特定することが物理的に困難であることから、これ以上、感染が拡大しないことが十分確認できるまでの間、当該クラブの活動を一定期間自粛し、その間の当該クラブに係る公式試合の開催を中止することを決定いたしました。

 私たちは、集団感染がJリーグから出たことを重く受け止め、当該クラブだけの問題にとどめず、リーグ全体の問題ととらえています。ガイドラインの見直しはもちろんのこと、練習や試合ありきではなく、感染拡大を封じ込めることを第一の基軸とおき、あらゆる策を講じ、これ以上の感染拡大を防ぐための最大限の努力をしてまいります」

 併せて昨日開催予定だったルヴァンカップ・グループステージ第3節のサンフレッチェ広島戦は代替試合の開催を行わず、中止することが決定している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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