「AZはあなどれない」
オランダ1部AZに所属する、東京五輪代表候補の菅原由勢が放った豪快なミドルシュートが話題になっている。
現地時間8月8日に行なわれたテストマッチのリール戦で、0-1とリードされて迎えた73分、左サイドからのショートコーナーから渡されたボールが中央に走り込んだ途中出場の菅原に渡る。フリーでボールを受けた菅原は、ゴール前にさっと視線を走らせると、素早く右足を振り抜いた。
相手の不意を突いたミドルシュートは緩やかな軌道を描き、GKの手が届かないゴール左隅に吸い込まれる。見事な同点弾に、仲間たちも次々と祝福に駆け寄り、菅原はもみくちゃにされた。
この試合はAZの公式Youtubeで放映されていたが、現地時間9日に世界の様々なサッカー動画を公開しているSNSアカウント『433』オランダ版が菅原のゴールシーンを抜粋して紹介。「AZはとんでもないダイナマイトを抱えているようだ」と称えた。地元ファンからも「彼らは侮れない」「ユキナリ・スガワラは注目すべきプレーヤー」「アナウンサーの動揺ぶりがすごい」「見てて気持ちがいいシュートだ」といった声が寄せられている。
現地時間8月8日に行なわれたテストマッチのリール戦で、0-1とリードされて迎えた73分、左サイドからのショートコーナーから渡されたボールが中央に走り込んだ途中出場の菅原に渡る。フリーでボールを受けた菅原は、ゴール前にさっと視線を走らせると、素早く右足を振り抜いた。
相手の不意を突いたミドルシュートは緩やかな軌道を描き、GKの手が届かないゴール左隅に吸い込まれる。見事な同点弾に、仲間たちも次々と祝福に駆け寄り、菅原はもみくちゃにされた。
この試合はAZの公式Youtubeで放映されていたが、現地時間9日に世界の様々なサッカー動画を公開しているSNSアカウント『433』オランダ版が菅原のゴールシーンを抜粋して紹介。「AZはとんでもないダイナマイトを抱えているようだ」と称えた。地元ファンからも「彼らは侮れない」「ユキナリ・スガワラは注目すべきプレーヤー」「アナウンサーの動揺ぶりがすごい」「見てて気持ちがいいシュートだ」といった声が寄せられている。
試合は84分にトーマス・ウーワイアンがFKを直接叩き込み、逆転に成功。2-1でAZが勝利を収めた。
打ち切りになったエールディビジの19-20シーズンを2位で終えた同チームで、菅原はリーグ16試合に出場、2ゴール・1アシストをマーク。定位置確保までは至っていないが、コンスタントに出場を重ねており、ヨーロッパリーグにも7試合出場、1ゴールという記録を残している。
試合後に英語でインタビューに応じた若武者は、「ゴールを決められて幸せだし、勝利できたことがうれしい」とコメント。インタビュアーに「すましているけど、はしゃぎたいくらいうれしいでしょ?」とツッコまれると、「もちろん、ゴールが決まるとすごい嬉しい。でも大切なのはチームの勝利なので」と真面目に応じた後、「やっぱり最高だったけどね!」と付け加えるなど、ジョークにも応じる様子が見られた。
久保建英と同世代で、オランダのファンからは「ユキ」の愛称で親しまれている20歳。将来を嘱望される若者の活躍に、現地サポーターも注目しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部