ブラジル現地紙がクラブ幹部の声を報道
ブラジルでは、新型コロナウイルスの影響で国内リーグが中断している。そんななか、ボタフォゴに所属する本田圭佑について、称賛の声が相次いでいる。
先日は、3月分の給与を返上することを申し出、クラブはそれを断ったと報じられたが、首脳陣はその姿勢に感銘を覚えているようだ。
現地時間5月20日付けのブラジル紙『LANCE!』によれば、元会長のカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏は「明らかにほかとは違う男だ」と語ったという。
「この国に訪れた危機について、こんな時期にサラリーをもらうのは心地が悪いと話していたんだ。もし助けが必要ならば、クラブ経営を助けることも提案してきた。こういう文化は、我々にはなかったものだ」
また、ボタフォゴの財政を管理するルイス・フェリペ・ネビス副会長は「まだスタートしたばかりだが、サポーターの期待は高いままだ」とコメントしている。
先日は、3月分の給与を返上することを申し出、クラブはそれを断ったと報じられたが、首脳陣はその姿勢に感銘を覚えているようだ。
現地時間5月20日付けのブラジル紙『LANCE!』によれば、元会長のカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏は「明らかにほかとは違う男だ」と語ったという。
「この国に訪れた危機について、こんな時期にサラリーをもらうのは心地が悪いと話していたんだ。もし助けが必要ならば、クラブ経営を助けることも提案してきた。こういう文化は、我々にはなかったものだ」
また、ボタフォゴの財政を管理するルイス・フェリペ・ネビス副会長は「まだスタートしたばかりだが、サポーターの期待は高いままだ」とコメントしている。
「ユニホーム販売も利益を出し、クラブの名前を世界に広める役割も果たした。出場1試合でPKの1ゴールを決めているが、まだプラン通りとはいえない。だが、いったいどんなプレーヤーならこんな行動をとれるのか、不思議でならないよ」
さらに同紙は、クラブのカウンセラーを務めるパウロ・リベイロ氏も本田の精神面を絶賛している。
「私はまだ彼と付き合いは深くないし、多くのデータを持っているわけでもない。けれど、他のMFとは明らかに違うんだ。彼とアプリで話していると驚かされる。ホンダはすぐにプレーをしたいという意欲に満ちているし、そのためならばモチベーションを失うこともない。それに、若い選手たちに対しては、教育するものの立場で考えており、きっとロッカールームからクラブに改革をもたらすことだろう」
本田といえば、自身のSNSでは様々な発信を続けていることが話題になっている。だが、サッカーに対する姿勢は、ボタフォゴにとって新鮮な驚きであることは間違いないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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