想像以上の迫力に、感嘆の声が続々と
ブンデスリーガは今週末に無観客試合でリーグを再開する。スタジアムに入場が許されているのは、選手やクラブスタッフを含めて213人のみ。サポーターはもちろん入ることができない。
これを見込んでか、ボルシアMGは4月から「Stay at the home, be in the stands(家にいながら、スタジアムに立とう)」と銘打ったキャンペーンを実施していた。19ユーロ(約2400円)を支払うと、自身のパネルをホームスタジアム、ボルシア=パルクの観客席に設置できるというサービスだ。
売上の一部は、新型コロナウイルスの支援のために寄付される。この取り組みには多くのサポーターが賛同し、初動で1万2000件以上の申し込みがあったという。4月末までには多くのサポーターのパネルが設置され、5月初旬にはシーズンチケット所有者のそれも置かれた。
これを見込んでか、ボルシアMGは4月から「Stay at the home, be in the stands(家にいながら、スタジアムに立とう)」と銘打ったキャンペーンを実施していた。19ユーロ(約2400円)を支払うと、自身のパネルをホームスタジアム、ボルシア=パルクの観客席に設置できるというサービスだ。
売上の一部は、新型コロナウイルスの支援のために寄付される。この取り組みには多くのサポーターが賛同し、初動で1万2000件以上の申し込みがあったという。4月末までには多くのサポーターのパネルが設置され、5月初旬にはシーズンチケット所有者のそれも置かれた。
1万2000人超のサポーターが“詰めかけた”スタジアムを訪れたFWマルキュス・トラムは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』の取材に対して、「残念ながら、彼らからは声援を受けることはできないが、見知ったファンがそこにいてくれるのは、気持ちを前向きにしてくれるよ」と語った。
また、クラブの公式SNSでは、スタジアムで選手たちがトレーニングを行なう様子が公開された。ゴール裏を埋め尽くす“サポーター”の姿に、「圧巻すぎる」、「オレがいるぞ!」、「これは思った以上にすごい」、「スタジアムはもう満員だ!」といった感嘆の声が集まっている。
ボルシアMGは今週末、長谷部誠と鎌田大地を擁するフランクフルトとアウェーで対戦し、23日にはレバークーゼンとのホーム戦を控える。それまでに、さらに多くのパネルが設置される見込みだという。
同クラブのマックス・エーベルSDは「ファンのいない試合は、スタンドからの影響が少なくなる。うちのホームでは“彼ら”が、いい影響を及ぼしてくれるだろう」と語り、期待を寄せている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部