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シマオ・マテが明かすプロ入りのきっかけ、腕に刻まれた日本語、そして真面目さが窺えるマル秘エピソードも‼

カテゴリ:Jリーグ

古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2020年04月24日

CBへのコンバートがきっかけに

今季からキャプテンに就任したS・マテ(中央)。名古屋との開幕戦ではゴールを決めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1の月間MVPに輝いた昨年6月頃のS・マテは、来日1年目にして仙台の主軸になっていた。

 とはいえ、すぐさまJリーグに馴染めていたわけではない。J1デビューを果たした2節の横浜戦は1-2で敗れ、3節の神戸戦では得点を奪う活躍もあったが、1-3の敗戦。その後も、チームが勝てない状況で次第に先発から外され、ベンチ外の試合も多くなっていった。

 ターニングポイントは14節の名古屋戦だ。これまで主にボランチ起用されていたS・マテが、この試合はCBで出場。結果、強さ、高さに加え、統率力も見せて3-1の勝利に大きく貢献したのだ。

 もっとも、これまでギリシャやスペインでのプレー時はボランチに加え、CBもこなしていたのだから、そつなくこなせるのは不思議ではない。

 

 本人も「(仙台に)来た時から(ボランチでもCBでも)どちらもできると知っていただいている。どのポジションでプレーするかは監督が決める」と説明する。ちなみにプロ入りのきっかけは、たまたま務めたCBのプレーを評価されてのことだとインタビュー時に教えてくれた。

 また、腕章を巻く試合もあった昨季を経て、今季から正式にキャプテンに就任。来日2年目にしての重役を与えられたのはS・マテの人格にあるのだろう。試合中は誰よりも大きな声で指示を出し、味方がラフプレーを受ければ、激しく抗議。得点シーンでは自分のことのように喜ぶ。仙台の広報担当も「彼は絶対にラフプレーをしない」と選手以外からも高評価を受ける。まさに打ってつけの存在だ。

 そんなS・マテも、ピッチを離れれば温和な選手だ。ミックスゾーンでは、どんな試合の後でも丁寧に話をしてくれて、最後に握手を求めてくれる。さらにインタビュー時にチームメイトの関口訓充にいじられても優しくツッコんでいた(日本語ではなかったので、内容は不明だが)。

 
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