報じられた提示条件は「どちらも間違っている」
ドイツ代表の守護神マヌエル・ノイアーと、バイエルンの契約は2021年6月末で満了する。先日、クラブは契約延長を打診したが、ノイアー側の提案した条件と折り合わず、交渉が停滞していると報じられた。
複数の現地メディアによれば、バイエルンは2023年までの延長を提示したが、ノイアーは2025年までを希望。さらに年俸は2000ユーロ(約25億円)を要求したという。
しかし、現地時間4月19日、ノイアー本人が現地紙『BILD』に対して「どちらの数字も間違っている」とコメント。34歳を迎えたベテランは、自らが提示した条件と異なると完全に否定した。
「(首脳部の)ハサン・サリハミジッチとオリバー・カーンと代理人が会談を設けたのは確かだけど、僕は参加していない。彼らとの話し合いは柔軟性があり、意味のある時間だったと聞いている。ただ、5年間もクラブに釘付けにする契約なんて、夢物語であることは明らかだね」
複数の現地メディアによれば、バイエルンは2023年までの延長を提示したが、ノイアーは2025年までを希望。さらに年俸は2000ユーロ(約25億円)を要求したという。
しかし、現地時間4月19日、ノイアー本人が現地紙『BILD』に対して「どちらの数字も間違っている」とコメント。34歳を迎えたベテランは、自らが提示した条件と異なると完全に否定した。
「(首脳部の)ハサン・サリハミジッチとオリバー・カーンと代理人が会談を設けたのは確かだけど、僕は参加していない。彼らとの話し合いは柔軟性があり、意味のある時間だったと聞いている。ただ、5年間もクラブに釘付けにする契約なんて、夢物語であることは明らかだね」
そう話している一方、スポーツディレクターのサリハミジッチ氏が就任するまでは「こんなことはなかったのに」と不満も吐露しているという。『Sueddeutsche Zeitung』が報じた。
「僕がいら立っているのは、今までこんなことはなかったということだ。バイエルンに入団して以来、ここでクラブと行なってきた話し合いはすべて自信を持って行なわれていたと思う。それに今まで、(会談の内容が)外に漏れたことはなかった。それなのに、今は話し合いの詳細は常にメディアに掲載されていて、しかも正しくないことさえあるんだ」
契約延長の話題が伝えられるなか、ノイアーにはプレミアリーグのチェルシーやマンチェスター・シティが興味を示しているという報道もある。
だが、『BILD』によればカーンはノイアーの残留を望み、こうした報道に激怒しているという。果たして、バイエルンとノイアーの密月は続くのか。両者の動向が注目されている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部