至れり尽くせりの豪華設備
新型コロナウイルスの影響で、各国リーグが中断や打ち切りを余儀なくされるなか、イングランドでは古豪が生まれ変わろうとしている。
現地時間4月14日、『Telegraph』をはじめとする複数の英メディアは、日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルのオーナー、マイク・アシュリー氏がサウジアラビアの共同事業体に3億ポンド(約420億円)でクラブを売却することに合意したと一斉に報道したのだ。
2008年にアラブ首長国連邦のシェイク・マンスール殿下がマンチェスター・シティを買収した際に実務を行なった金融顧問会社『PCPキャピタル・グループ』のアマンダ・スタベリー氏を仲介人とし、ニューカッスル買収を目論んでいる「サウジアラビア共同事業体」を統括するのが、同国のモハメド・ビン・サルマーン皇太子である。
総資産2600億ポンド(36兆4000億円)の事業体を取り仕切るサルマーン皇太子だけに、住まいもセレブのそれである。
日夜、サッカー界のあらゆる情報を発信している英紙『The Sun』によれば、サルマーン皇太子は、フランスのシャトーに計4600平方メートルの敷地を持つ2億3000万ポンド(約322億円)の「宮殿」を持っているという。
現地時間4月14日、『Telegraph』をはじめとする複数の英メディアは、日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルのオーナー、マイク・アシュリー氏がサウジアラビアの共同事業体に3億ポンド(約420億円)でクラブを売却することに合意したと一斉に報道したのだ。
2008年にアラブ首長国連邦のシェイク・マンスール殿下がマンチェスター・シティを買収した際に実務を行なった金融顧問会社『PCPキャピタル・グループ』のアマンダ・スタベリー氏を仲介人とし、ニューカッスル買収を目論んでいる「サウジアラビア共同事業体」を統括するのが、同国のモハメド・ビン・サルマーン皇太子である。
総資産2600億ポンド(36兆4000億円)の事業体を取り仕切るサルマーン皇太子だけに、住まいもセレブのそれである。
日夜、サッカー界のあらゆる情報を発信している英紙『The Sun』によれば、サルマーン皇太子は、フランスのシャトーに計4600平方メートルの敷地を持つ2億3000万ポンド(約322億円)の「宮殿」を持っているという。
同紙の紹介した17世紀のフランスの城をモデルにしたという宮殿の設備は、まさに豪華そのものだ。全ての電子機器が手元のスマートフォンで操作可能となっているだけでなく、屋内と屋外の両方のプール、大規模パーティーも開催可能なナイトクラブ、3000本まで収納可能なワインセラー、10室に及ぶスイートルーム、さらに最新作も上映可能となっている映画館も完備しているという。
極めつけは水族館を備えた部屋だ。壁全体に金が張られたド派手な一室にはチョウザメや鯉が泳ぎ回っているというのだ。
至れり尽くせりの設備の豪華さはなんとも驚きである。だが、個人資産が70億ポンド(約9800億円)と言われるサルマーン皇太子だけに、決して高すぎるというわけではないのかもしれない。
「地球上で最も裕福なグループ」(The Sun)を仕切るサルマーン皇太子による買収が実現した場合、ここ数年、苦戦が続いているニューカッスルは“金満クラブ”へと生まれ変わるのだろうか――。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部