欧州初のシーズン打ち切りになるかと思われたが…
現地時間4月2日、ベルギー・リーグは今季のリーグ戦を打ち切る方針を発表した。最終的な決定は、15日に開催予定の総会で下される見込みだが、コロナ禍による中止となれば、欧州初の事例となる。
これに対して欧州サッカー連盟(UEFA)は、「打ち切りは最終的な手段」として文書で“遺憾”の意を表明。ベルギーではリーグ中断前の順位を最終結果とし、首位クラブ・ブルージュの優勝を認めるという方向で話が進んでいたが、中止にした場合は、チャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグの出場権付与に「リスクがある」と警告した。
これを受けてベルギー・サッカー協会(KBVB)は欧州カップ戦の出場権を確保するため、「UEFAと建設的な話し合いを進める」と表明した。ベルギーのサッカー専門誌『VOETBAL PRIMEUR』によれば、現地時間7日に行なわれた記者会見でUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、「彼ら(KBVB)は誤った行動をしたことに気づいた」と発言したという。
これに対して欧州サッカー連盟(UEFA)は、「打ち切りは最終的な手段」として文書で“遺憾”の意を表明。ベルギーではリーグ中断前の順位を最終結果とし、首位クラブ・ブルージュの優勝を認めるという方向で話が進んでいたが、中止にした場合は、チャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグの出場権付与に「リスクがある」と警告した。
これを受けてベルギー・サッカー協会(KBVB)は欧州カップ戦の出場権を確保するため、「UEFAと建設的な話し合いを進める」と表明した。ベルギーのサッカー専門誌『VOETBAL PRIMEUR』によれば、現地時間7日に行なわれた記者会見でUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、「彼ら(KBVB)は誤った行動をしたことに気づいた」と発言したという。
「私は彼らと話し合いの場を持った。そして彼らは、自分たちの誤った行動に気づいた。もちろん、彼らの言い分についても説明を受けている。だが、何よりも我々に相談せずに、こうした決断を明らかにしたことが問題だと考えている」
同誌によれば、両者の会談後、「KBVBは、クラブ・ブルージュの優勝を認めない形での打ち切り、または中止自体を撤回する案も検討する準備に入った」という。
はたして中止の撤回はありうるのか。現地でも混乱が続いている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部