延期発表直後に、新たな感染者が続々と…
現地時間3月13日、ドイツ・サッカーリーグ機構(DFL)は、新型コロナウイルスの影響で今週末に行なわれるブンデスリーガ1部・2部の全試合を延期し、以降のリーグ戦を4月2日まで中断すると発表した。
DFLは13日の午前中に、ふたりの選手が陽性となった2部のハノーファーとディナモ・ドレスデンの一戦のみが延期、週末に行なわれる試合は無観客で開催すると発表していた。
しかしその後、ブレーメン市が市内で行なわれるブレーメン対レバークーゼン戦を「感染拡大の恐れがある」と中止にしたほか、ニュルンベルクのDFファビアン・ニュルンベルガーの感染が判明。さらに、パーダーボルンのシュテフェン・バウムガルト監督が体調不良を訴えるなどして事態が悪化し(結果は陰性)、数時間後に全試合の延期とリーグの中断が発表された。
これでによる、いわゆる欧州5大リーグは、すべて中断することになった。
DFLは13日の午前中に、ふたりの選手が陽性となった2部のハノーファーとディナモ・ドレスデンの一戦のみが延期、週末に行なわれる試合は無観客で開催すると発表していた。
しかしその後、ブレーメン市が市内で行なわれるブレーメン対レバークーゼン戦を「感染拡大の恐れがある」と中止にしたほか、ニュルンベルクのDFファビアン・ニュルンベルガーの感染が判明。さらに、パーダーボルンのシュテフェン・バウムガルト監督が体調不良を訴えるなどして事態が悪化し(結果は陰性)、数時間後に全試合の延期とリーグの中断が発表された。
これでによる、いわゆる欧州5大リーグは、すべて中断することになった。
現在、ドイツにおける新型コロナウイルス感染者は2300人を超え、死者は5人にのぼっている(12日付WHO発表)。ドイツ政府は8日に1000人以上の観客を収容するイベントの開催自粛を求め、11日に延期分で開催されたボルシアMG対ケルン戦は、リーグ創設以来初となる無観客で行なわれた。同日、独メルケル首相は会見で「最悪の場合、(国民の)60~70%が感染する恐れがある」と危機感を露わにしている。
DFLはひとまず4月2日までの中断を発表したが、ドイツでの感染者は日に日に増加しており、再開できるかどうかは現時点では分からない。しばらくは予断を許さない状況が続きそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部