前半はイングランドを相手に主導権を握る時間帯も
アメリカ遠征中のなでしこジャパンは現地3月8日、国際大会のシー・ビリーブス・カップ第2戦で、イングランドと対戦し、0-1で敗れた。日本は2連敗となった。
守護神の山下杏也加や主将の熊谷紗希らをベンチスタートとし、スペイン戦から6人を入れ替えて臨んだ日本。やや抑え気味のイングランドに対し、日本は初戦よりもボールを支配する展開で主導権を握った。
しかしスコアレスで迎えた後半、ペースを上げてきたイングランドに押し込まれた日本は、徐々に守勢に回る展開に。そして84分、最終ラインでのパス回しを奪われると、最後はイングランドのエース、エレン・ホワイトに押し込まれ失点。スペイン戦に続き、同じようなミスから先制を許した日本は、このまま0-1で押し切られた。
試合後、なでしこジャパンの高倉麻子監督は、「お互いの特徴は出た試合だったが、ゴール前でのパワーが足りなかった。ボールを拾われた後の速攻に脅威を感じる流れが多かった」と振り返った。
守護神の山下杏也加や主将の熊谷紗希らをベンチスタートとし、スペイン戦から6人を入れ替えて臨んだ日本。やや抑え気味のイングランドに対し、日本は初戦よりもボールを支配する展開で主導権を握った。
しかしスコアレスで迎えた後半、ペースを上げてきたイングランドに押し込まれた日本は、徐々に守勢に回る展開に。そして84分、最終ラインでのパス回しを奪われると、最後はイングランドのエース、エレン・ホワイトに押し込まれ失点。スペイン戦に続き、同じようなミスから先制を許した日本は、このまま0-1で押し切られた。
試合後、なでしこジャパンの高倉麻子監督は、「お互いの特徴は出た試合だったが、ゴール前でのパワーが足りなかった。ボールを拾われた後の速攻に脅威を感じる流れが多かった」と振り返った。
初戦のスペイン戦では、岩渕真奈のスーパーゴールこそ生まれたものの、狙いとするビルドアップがままならなかった。対して、イングランド戦では立ち上がりから前線からの守備が機能。攻撃面でも幾度かのチャンスをつくり出したことに関しては「最初は、(相手の)背後を突くというところで、勢いを持ってゲームができた」と評価した指揮官だが、「どこかでスイッチを入れていくことが、なかなかできないなかで圧力を受けてしまった」と、アタッキングサードでフィニッシュに持って行く迫力に欠けていたことを認め、徐々にイングランドの反撃を受けてしまったとした。
11日の最終戦は世界ランキング1位のアメリカ戦。高倉監督は「自分たちは自分たちの武器で戦うしかない。いろんな意味での強度であったり、集中度ははまだまだ低いなと思うし、自分たちのやれることを整理して挑みたい」と意気込みを語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部