メガクラブが水面下で獲得を争う俊英
プレミアリーグを独走するレッズは、さらなるチーム強化に向けて、投資を惜しむつもりはないようだ。
現地時間1月15日、地元紙『Liverpool Echo』を始めとする複数の英国メディアが、レバークーゼンに所属するドイツ代表MFカイ・ハベルツの獲得に乗り出したと報じた。
弱冠20歳のハベルツは、昨シーズンのブンデスリーガで全34試合に出場して17ゴール・4アシストをマークして一躍ブレイクを果たし、ドイツで声価を高めているスーパースター候補だ。そのプレースタイルは、メスト・エジルを彷彿とさせる優雅さと類まれな技巧を持ちながら、往年の名手ミヒャエル・バラックのような高さと力強さを兼ねている次世代のプレーメーカーだと言える。
すでにシティとユナイテッドのマンチェスターの2強、さらにはバイエルンやレアル・マドリーといったメガクラブの垂涎の的となっており、水面下では激しい獲得競争が繰り広げられているという。
現地時間1月15日、地元紙『Liverpool Echo』を始めとする複数の英国メディアが、レバークーゼンに所属するドイツ代表MFカイ・ハベルツの獲得に乗り出したと報じた。
弱冠20歳のハベルツは、昨シーズンのブンデスリーガで全34試合に出場して17ゴール・4アシストをマークして一躍ブレイクを果たし、ドイツで声価を高めているスーパースター候補だ。そのプレースタイルは、メスト・エジルを彷彿とさせる優雅さと類まれな技巧を持ちながら、往年の名手ミヒャエル・バラックのような高さと力強さを兼ねている次世代のプレーメーカーだと言える。
すでにシティとユナイテッドのマンチェスターの2強、さらにはバイエルンやレアル・マドリーといったメガクラブの垂涎の的となっており、水面下では激しい獲得競争が繰り広げられているという。
そんな激戦必至の獲得レースを勝ち抜こうとするリバプールは、大枚を叩く覚悟を持っているようだ。『Liverpool Echo』は、「クラブの移籍金記録を更新する準備をしている」と綴ったうえで、その金額が2017年12月にサウサンプトンからフィルジル・ファン・ダイクを引き抜いた際に支払った7500万ポンド(約108億7500万円 ※当時のレート)を越える1億700万ポンド(約149億8000万円)になると報じた。
また、英紙『Mirror』は、今冬の移籍市場で獲得した南野拓実に触れつつ、リバプールがハベルツに大枚を叩くワケを説明している。
「イングランド人MFのアダム・ララーナが、今シーズン終了後にアンフィールドを離れることが予想されているため、カイ・ハベルツはクロップの計画において、ミナミノを獲得した後も絶対的な優先事項となっている。20歳のタレントは、チームをより活性化させるだろう」
ちなみにハベルツ自身は移籍についての考えをドイツ紙『Bild』のインタビューで、こう語っている。
「正直に言えば、いつかは次のステップを踏まないといけないと思っている。だけど、それがいつ来るのかを今は心配していない。今重要なのはレバークーゼンだ。まだやれることがたくさんあると思っているからね。それに彼らはそういう話が出た時にすぐに『守りたい』と動いてくれた」
こうしたコメントからすれば、本人に早急なレバークーゼン退団の意思はないように見えるが、果たして、ドイツ代表の俊英を巡る獲得レースは、この先、どのように動いていくだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部