契約は西川が18歳となる2月21日以降に
日本サッカー界の俊英に欧州屈指のメガクラブが触手を伸ばしている。
現地時間1月15日、スペイン紙『Mundo Deportivo』を始めとする複数の海外メディアが、ラ・リーガの強豪バルセロナがセレッソ大阪に所属する西川潤の獲得に動き出していると報じた。
西川は日本サッカー界が期待する次代のストライカーだ。昨年5月に開催されたU-20ワールドカップに飛び級で出場して声価を高めた逸材は、昨年10月に行なわれたU-17ワールドカップでも4試合・2ゴール・2アシストを記録し、世界の注目を集めていた。
今シーズンからセレッソ大阪の一員になる西川だが、『Mundo Deportivo』によれば、バルサは昨年6月から本格的なスカウトを開始しており、すでにアンヘル・ロティーナ監督を始めとするクラブスタッフとも接触していると伝えている。
現地時間1月15日、スペイン紙『Mundo Deportivo』を始めとする複数の海外メディアが、ラ・リーガの強豪バルセロナがセレッソ大阪に所属する西川潤の獲得に動き出していると報じた。
西川は日本サッカー界が期待する次代のストライカーだ。昨年5月に開催されたU-20ワールドカップに飛び級で出場して声価を高めた逸材は、昨年10月に行なわれたU-17ワールドカップでも4試合・2ゴール・2アシストを記録し、世界の注目を集めていた。
今シーズンからセレッソ大阪の一員になる西川だが、『Mundo Deportivo』によれば、バルサは昨年6月から本格的なスカウトを開始しており、すでにアンヘル・ロティーナ監督を始めとするクラブスタッフとも接触していると伝えている。
また、「ニシカワが18歳となる2月21日までは契約はできない」とした『Mundo Deportivo』だが、西川の才能については、「ミゲル・アンヘル・ロティーナによって鍛えられ、セレッソ大阪ですでに活動しているワンダーキッドだ」と高評価をつけている。
『Mundo Deportivo』と同様に西川の獲得を巡るバルサの動向について報じた英紙『The Sun』は、同クラブが、かつてカンテラに所属しながらも、18歳未満の選手の登録に関するFIFAによる処分で久保建英を手放さなければならなかったことに触れつつ、次のように綴っている。
「バルサは日本の逸材であり、今はレアル・マドリーからのレンタル先であるマジョルカで、メキメキと力を付けているタケフサ・クボのように、若い才能を手元から逃してはいけないと考えている。クボはバルサで飛躍する可能性が高かった」
ただ、仮に西川の獲得に向けてバルサが本腰を入れ、セレッソ側との交渉が順調に進んだとしても、およそ2か月を要するビザ等の書類手続きを行なう必要があるため、加入が実現するのは、欧州における夏の移籍市場が開く7月1日以降と見られている。
果たして、安部裕葵に続く、バルサ所属の日本人プレーヤーは誕生するのか。その動静からは目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部