早ければ今週中に正式合意へ
ベルギーで厳しい冬を迎えた久保裕也は、心機一転を図るのかもしれない。
現地時間1月6日、メジャーリーグサッカー(MLS)の公式ホームページは、ベルギーの強豪ヘントに所属している久保裕也が、FCシンシナティと合意寸前であることを伝えた。
今シーズンの久保は苦境に立たされている。昨夏にニュルンベルクからヘントにレンタルバックをしたが、プレシーズンで結果を残せずに控え組に降格。ベルギー・リーグでは出場6試合でノーゴールとインパクトを残せずにいた。
そんな26歳のサムライ戦士の獲得に動いたのが、2019シーズンからMLSに参入した新興クラブ、FCシンシナティだ。
現地時間1月6日、メジャーリーグサッカー(MLS)の公式ホームページは、ベルギーの強豪ヘントに所属している久保裕也が、FCシンシナティと合意寸前であることを伝えた。
今シーズンの久保は苦境に立たされている。昨夏にニュルンベルクからヘントにレンタルバックをしたが、プレシーズンで結果を残せずに控え組に降格。ベルギー・リーグでは出場6試合でノーゴールとインパクトを残せずにいた。
そんな26歳のサムライ戦士の獲得に動いたのが、2019シーズンからMLSに参入した新興クラブ、FCシンシナティだ。
参入1年目となった2019シーズン、FCシンシナティは6勝6分け22敗と惨敗。強豪のニューヨーク・シティFCやニューヨーク・レッドブルズと同じイースタン・カンファレンス(東地区)で、最下位に終わったため、チームの課題である得点力向上を目指して、久保に白羽の矢を立てたのだ。
アメリカのスポーツ専門メディア『THE ATHLETIC』のポール・テノリオ記者とサム・ステイスカル記者によると、久保はすでに交渉のために渡米しており、早ければ今週中には正式に合意するという。
また、同メディアの報道によれば、サラリーキャップ制度を設けているMLSが設定している年俸制限の範囲外で獲得できる「特別指定選手」としてFCシンシナティに迎え入れられるようだ。
ちなみに過去にMLSで特別指定選手となったのは、2007年にレアル・マドリーからロサンゼルス・ギャラクシーに加わったデイビッド・ベッカムや、10年にバルセロナからニューヨーク・レッドブルズに移籍したティエリ・アンリら世界的なスターばかりだ。
一連の情報を加味すれば、久保のアメリカ行きは秒読み段階と言えそうだが、はたして、ベルギーで燻る日本代表FWは、いかなる答えを出すのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部