現地時間11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(E組)第1戦で、ドイツ代表は日本代表と対戦。1-2で痛恨の逆転負けを喫した。
33分にイルカイ・ギュンドアンのPKで先制したドイツは、その後も押し込んだものの、追加点を奪えない。75分に南野拓実のシュートのこぼれ球を堂安律に詰められ、同点ゴールを許すと、さらに83分にも浅野拓磨にドリブルで持ち込まれて被弾し、8分間で試合をひっくり返された。
不甲斐ない後輩たちに喝を入れたのが、代表OBのバスティアン・シュバインシュタイガーだ。ドイツメディア『TZ』で次のように糾弾した。
「また守備で大きなミスを犯した。それがある限り、我々はゲームに負ける。単純なことで、ミスを修正しないとスペイン戦にも勝てない。このような試合に負けたことは本当にがっかりだ。しかし、これは我々が今いる位置を示している。他の試合でも同様のミスを犯した」
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「大きなミスを犯した。がっかりだ」日本に敗れたドイツ代表をOBシュバインシュタイガーが痛烈批判!名指しで糾弾した選手は?「全くクレバーじゃない」【W杯】
カテゴリ:日本代表
2022年11月24日
「ミスを修正しないとスペインにも勝てない」
2014年W杯優勝のメンバーは「我々には後ろからボールを出すクオリティがない。後半は後ろからプレーすることができなかった」とビルドアップの問題点を指摘。最終ラインへの批判を続けている。
「特に守備陣では、今日も簡単なミスがあった。後半に(ニコ)シュローターベックがポジションミス。それは出し抜かれたのではなく、全くクレバーではなかった。それを絶対に改善しなければならない。そうしなければ、スペイン戦でチャンスはない」
ドイツスペインとの大一番までに、問題点を修正できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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