ブレントフォードのトーマス・フランク監督が、９月18日にホームで行なわれるアーセナル戦（プレミアリーグ第８節）を前に会見に出席し、対戦相手の印象を語った。現地メディア『SPORT BIBLE』が伝えている。

　プレミア初昇格から２年目のブレントフォードが、ここまで２勝３分１敗で９位なのに対し、好調のアーセナルは５勝１敗。マンチェスター・シティ、トッテナムと勝点１差で首位につけている。

　フランク監督は、昨季は開幕戦で２－０と撃破したなか、「１年前に彼らを破ったとき、彼らは今と同じ場所にはいなかったと思う。我々にとっては、巨大なクラブとトップ選手を相手に素晴らしい勝利だったけどね」と、当時を振り返りコメント。スケールアップした名門に警戒心を強めている。

「日曜に対戦するのは全く違うチームだ。シティに次いで、彼らはリーグで最もパフォーマンスの高いチームだからね。もしかしたら、ここまでの６試合で最も良いパフォーマンスをしていたチームかもしれない。特にプレーの激しさには目を見張るものがある。

　彼らの試合はたくさん見ている。金曜夜に行なわれたクリスタル・パレスとのシーズン開幕戦はよく覚えている。『なんだ、これは！別次元だ』と思ったよ。最初の20分間、パレスはボールに触れなかった。アーセナルがプレミアリーグを制覇できるのではないかと思ったよ」
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　アーセナルには今夏、ガブリエウ・ジェズス、オレクサンドル・ジンチェンコが新たに加わり、マルセイユで大きな成長を遂げたウィリアム・サリバがレンタルバックした。

　デンマーク人指揮官は、「彼らはファンタスティックだ。選手たちは成長しているし、適切な選手を獲得している」と補強面を評価。また、23歳にして新キャプテンに就任したマーティン・ウーデゴーも、シティで同じ司令塔として活躍するケビン・デ・ブライネを引き合いに出し、絶賛している。

「サリバは復帰したし、ジェズスは素晴らしいサインだ。それにウーデゴーの今のプレーぶりは、デ・ブライネのパフォーマンスからそう遠くないよ」

　ブレントフォード戦では、アーセナル加入２年目を迎えた、冨安健洋の今季リーグ戦初先発も期待される。同学年のウーデゴーや、絶対的守護神アーロン・ラムスデイルらと共に輝きを放てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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