J１リーグは６月18日、第17節の９試合を各地で開催。IAIスタジアム日本平では清水エスパルス対アビスパ福岡が行なわれ、３－１で清水が勝利を収めた。

　ゼ・リカルド監督の初陣となった清水が前半から攻勢を仕掛ける。７分、ピッチ中央でチアゴ・サンタナが左の神谷優太へスルーパスを送る。ボールを受けた神谷がマイナス方向へ折り返すと、ファーサイドから走り込んだ西澤健太が左足でシュート。ボールはゴールに吸い込まれ、西澤の今季初得点で清水が先制した。

　リードを許した福岡は、12分に右CKを獲得すると、キッカーのジョルディ・クルークスが蹴ったボールにニアサイドで山岸祐也が頭で合わせる。しかしこれはGK権田修一の好セーブに阻まれる。

　さらに37分、北島祐二がゴール前へクロスを送り、ファンマ・デルガドがヘディングシュートを放つも、ふたたび権田にファインセーブに遭う。

　ピンチをしのいだ清水は41分、右サイドでボールを受けた西澤の鋭いクロスにT・サンタナが頭で合わせネットを揺らした。清水がリードを２点に広げる。
 

　後半に入ると福岡が攻撃のギアを上げる。ポゼッションを高め、攻撃を仕掛けると80分、ゴール前でパスを受けたルキアンが粘り、こぼれ球を山岸が右足のシュートで決め、1点を返す。

　しかし、清水は85分、T・サンタナのスルーパスに抜け出した途中出場のベンジャミン・コロリが沈めて追加点。試合はこのまま試合終了し、清水が６試合ぶりの勝利。一方、福岡は３試合勝利なしとなった。

　次節は26日、清水はアウェーでセレッソ大阪、福岡はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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