理想の選手の1人はハーランド。そのほかにも…
日大藤沢の最前線に立つストライカー、森重陽介の身長は198センチ。2メートル近い大型ストライカーが軽やかに宙を舞って制空権を握り、ボールを持てば繊細な両足のボールタッチでドリブルとパスを駆使し、攻撃のリズムを作り出す。
その高さとプレースタイルは194センチのハーランド(ドルトムント、来季はマンチェスター・シティ)を彷彿させる。本人に話を聞くと、やはりハーランドが理想の選手の1人であった。
「ハーランドとレバンドフスキ(185センチのストライカー、バイエルン)はボールをもらう前の動きが多彩で、ほとんどがワンタッチゴール。僕もヘッドだけではなく、背後に抜けて、ワンタッチのゴールだったり、足先で触るゴールをどんどん増やしていくことができれば、高校年代であればもっともっとゴールが奪えるし、怖いFWになれると思う。目ざす姿に近づきたいと思います」
また、もう2人、参考にしている選手がいるという。
「マンチェスター・Cのラポルトのパス出しは参考にしていて、球際などの守備の粘り強さという面では、ファン・ダイク(リバプール)を参考にしています」
ラポルトは191センチの高さを誇るCBで、攻守両面において空中戦で強さを発揮し、左足の正確なパスと展開力でビルドアップの中枢を担う選手。ファン・ダイクは193センチのCBで、鋭い寄せとボール奪取力が光る世界的な名手である。
なぜこの2人を挙げるのか。それは森重がFWとCBの両方をこなす二刀流の選手だからだ。
その高さとプレースタイルは194センチのハーランド(ドルトムント、来季はマンチェスター・シティ)を彷彿させる。本人に話を聞くと、やはりハーランドが理想の選手の1人であった。
「ハーランドとレバンドフスキ(185センチのストライカー、バイエルン)はボールをもらう前の動きが多彩で、ほとんどがワンタッチゴール。僕もヘッドだけではなく、背後に抜けて、ワンタッチのゴールだったり、足先で触るゴールをどんどん増やしていくことができれば、高校年代であればもっともっとゴールが奪えるし、怖いFWになれると思う。目ざす姿に近づきたいと思います」
また、もう2人、参考にしている選手がいるという。
「マンチェスター・Cのラポルトのパス出しは参考にしていて、球際などの守備の粘り強さという面では、ファン・ダイク(リバプール)を参考にしています」
ラポルトは191センチの高さを誇るCBで、攻守両面において空中戦で強さを発揮し、左足の正確なパスと展開力でビルドアップの中枢を担う選手。ファン・ダイクは193センチのCBで、鋭い寄せとボール奪取力が光る世界的な名手である。
なぜこの2人を挙げるのか。それは森重がFWとCBの両方をこなす二刀流の選手だからだ。
東京ヴェルディJrユースに入った段階で、すでに身長は180センチあった。当時はSBやボランチをやっていたが、成長期特有のオスグッド(ひざの痛み)に見舞われ、今のような俊敏性が影を潜めていた時期もあった。そのなかで190センチを超えた中3のときにCBに転向すると、これまで磨いてきた両足のキックとボールコントロールを生かして、ビルドアップと展開力を武器に力をつけてきた。
日大藤沢でも当初はCBとしてプレーしていたが、高1でのルーキーリーグ最終節に小学校以来となるFWで起用されると、それ以降はFWとCBの二刀流が始まった。
昨年から今年にかけてはFWでの起用がメインになっているが、J1、J2クラブの練習に参加した際は、FWとして評価されながらも、チームの事情もありCBとしてプレーした。
「僕としてはFWとCB、どちらでも問題ありません。FWなら責任感を持ってゴールに直結するプレーをしないといけないし、CBであればもっと身体を張ったり、正確なロングフィードなどを出したいと思っています。チームの勝利に貢献できればどこでもいいんです」
日大藤沢でも当初はCBとしてプレーしていたが、高1でのルーキーリーグ最終節に小学校以来となるFWで起用されると、それ以降はFWとCBの二刀流が始まった。
昨年から今年にかけてはFWでの起用がメインになっているが、J1、J2クラブの練習に参加した際は、FWとして評価されながらも、チームの事情もありCBとしてプレーした。
「僕としてはFWとCB、どちらでも問題ありません。FWなら責任感を持ってゴールに直結するプレーをしないといけないし、CBであればもっと身体を張ったり、正確なロングフィードなどを出したいと思っています。チームの勝利に貢献できればどこでもいいんです」