GKの一番手はリバプールの守護神
FIFAランキングで1位に立つ最強のブラジル代表が日本にやってくる。6月2日にソウルで韓国代表と、同6日に東京の新国立競技場で日本代表と対戦するが、この2試合でネイマール(パリ・サンジェルマン)ら27人の招集メンバーをチッチ監督がどう振り分けるかは不明だ。
ブラジルにとってもカタール・ワールドカップへ向けた貴重な強化試合であり、2試合でターンオーバーに近い使い分けをしてくると考えられるが、これまでの起用法などから今回招集された27人の現時点の序列を考えた。
準々決勝でベルギーに敗れた2018年ロシアW杯でも指揮を執っていたチッチ監督だが、さすがにあれから4年が経っているので、より参考にしたいのは昨年11月に行なわれたコパ・アメリカ決勝のアルゼンチン戦。そしてカタールW杯出場を決めた南米予選のコロンビア戦だ。
過去にない快進撃で、5試合を残して予選突破を決めてしまったので、それ以降はアルゼンチ戦も含めて、テスト色の強い選手起用が多く見られた。そこでアピールした選手や、所属クラブでのパフォーマンスで評価を上げた選手もいるかもしれない。だが、やはり上記の2試合が序列を考えるベースになってくる。
ブラジルにとってもカタール・ワールドカップへ向けた貴重な強化試合であり、2試合でターンオーバーに近い使い分けをしてくると考えられるが、これまでの起用法などから今回招集された27人の現時点の序列を考えた。
準々決勝でベルギーに敗れた2018年ロシアW杯でも指揮を執っていたチッチ監督だが、さすがにあれから4年が経っているので、より参考にしたいのは昨年11月に行なわれたコパ・アメリカ決勝のアルゼンチン戦。そしてカタールW杯出場を決めた南米予選のコロンビア戦だ。
過去にない快進撃で、5試合を残して予選突破を決めてしまったので、それ以降はアルゼンチ戦も含めて、テスト色の強い選手起用が多く見られた。そこでアピールした選手や、所属クラブでのパフォーマンスで評価を上げた選手もいるかもしれない。だが、やはり上記の2試合が序列を考えるベースになってくる。
GKはコパ・アメリカ決勝がエデルソン(マンチェンスター・C)で、南米予選のコロンビア戦がアリソン(リバプール)だった。そして昨年9月に行なわれたペルー戦では、ウェベルトン(パルメイラス)が起用されている。
ただ、W杯予選で突破が決まったあとの5試合のうち、4試合でアリソンが出場しており、今季CL決勝を戦うリバプールの守護神が一番手と見ていいだろう。二番手はエデルソンだが、ウェヴェルトンも逆転可能な位置にいるはずだ。
右SBのファーストチョイスはダニーロ(ユベントス)か。しかしながら東京五輪でオーバーエイジとしてU-24ブラジル代表の金メダル獲得を支えたダニエウ・アウベスも、昨年末にバルセロナに復帰して健在ぶりを示している。半年後のコンディション次第では、カタールW杯の開幕スタメンを果たしていてもまったくおかしくない。
CBはマルキーニョス(パリSG)とチアゴ・シウバ(チェルシー)のコンビがほぼ鉄板だ。ただ、現在37歳のT・シウバは年齢的なこともあり、半年後を踏まえてアンタッチャブルな存在になっていくことは危険だ。その意味でも現在の三番手と見られる機動力の高いエデル・ミリトン(R・マドリー)、そして大型レフティのガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)がテストマッチで良いパフォーマンスを出せるかがキーポイントのひとつになる。
ただ、W杯予選で突破が決まったあとの5試合のうち、4試合でアリソンが出場しており、今季CL決勝を戦うリバプールの守護神が一番手と見ていいだろう。二番手はエデルソンだが、ウェヴェルトンも逆転可能な位置にいるはずだ。
右SBのファーストチョイスはダニーロ(ユベントス)か。しかしながら東京五輪でオーバーエイジとしてU-24ブラジル代表の金メダル獲得を支えたダニエウ・アウベスも、昨年末にバルセロナに復帰して健在ぶりを示している。半年後のコンディション次第では、カタールW杯の開幕スタメンを果たしていてもまったくおかしくない。
CBはマルキーニョス(パリSG)とチアゴ・シウバ(チェルシー)のコンビがほぼ鉄板だ。ただ、現在37歳のT・シウバは年齢的なこともあり、半年後を踏まえてアンタッチャブルな存在になっていくことは危険だ。その意味でも現在の三番手と見られる機動力の高いエデル・ミリトン(R・マドリー)、そして大型レフティのガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)がテストマッチで良いパフォーマンスを出せるかがキーポイントのひとつになる。