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「クラブに背を向けた」ベイルが故障を理由にマドリーの優勝祝勝会を欠席。ケガの“偽装”疑惑が浮上

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年05月01日

「マドリーの医療スタッフには検出不可能だった」

ケガを偽装した可能性も浮上しているベイル。(C)Getty Images

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 現地時間4月30日、ラ・リーガ第34節が行なわれ、レアル・マドリーがエスパニョールに4-0で勝利し、2年ぶりの優勝を決めた。

 試合後には優勝セレモニーが開催されたが、ケガによりメンバー外になったウェールズ代表FWガレス・ベイルの姿は見られなかった。スペイン紙『MARCA』が伝えている。

『MARCA』によれば、ベイルが不在だったのは「背中を負傷していたため」だという。しかし、「ベイルのケガはマドリーの医療スタッフによって検出不可能だった」とも伝えている。
 
「この日、エデン・アザールやルカ・ヨビッチといった負傷または出場停止中の選手たちは祝賀会に参加する努力をした。しかし、エスパニョール戦を前に”検出不可能”な背中の怪我を訴えたベイルの姿は見えず、マドリーは裏口から出ることを決意した選手に対しては無関心に振る舞うことに決めたようだ。現地のレポーターはクラブがベイルに制裁を科すことも視野に入れていると伝えた」

 また、現地紙『Mundo Deportivo』によれば、「実際に負傷していない理由での欠場が明らかになった場合、罰金は40万ユーロ(約5000万円)にのぼる可能性もある」と指摘している。

 当のベイル本人は試合後、自身のインスタグラムに「チャンピオン! 腰の痛みのために、今宵の祝勝会に参加できないことを残念に思うけれど、タイトルを獲得したチームを心底誇りに思っている!」と投稿。優勝への喜びと”欠場”理由を綴っている。

 今シーズンのベイルは、背中や腰の故障や新型コロナウイルス感染などで度々戦列から離れており、公式戦出場7試合、1ゴールに終わっている。カルロ・アンチェロッティ監督の下では戦力外とされており、マドリーとの契約は今年6月末で切れるため、退団が既定路線とみられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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