「後半はとても良いプレーをしたと思う」
4試合連続のベンチスタートとなった久保は、1点ビハインドの後半頭から韓国代表MFイ・ガンインとともにピッチへ。右サイドハーフに入って攻撃を活性化し、2本のシュートを放てば、絶妙のスルーパスで絶好機を演出したものの、ゴールを生み出すことはできなかった。
その日本代表MFは試合後、インタビューに対応。マジョルカの公式YouTubeが公開している。
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「2つのことを言わなければならない」と切り出した久保は、厳しい表情で「まず、シーズンのこの時期に結果が伴わない形で良いプレーしても何の価値もない」とコメント。後半は、僕らはとても良いプレーをしたと思う。それがピッチにいた僕が持った感覚」と続けている。
「僕らには複数のチャンスがあり、僕が2つ、サルバはもう少しで得点するところだった。3-3で引き分けることができた」
そして、前半終了間際に奪われた先制点について、「前半も良い形で耐えたが、僕らの失点0という目標を台無しにした。違う形でプレーしなければならなくなり、それが試合に影響を与えた」と語った。
「君やイ・ガンイン、サルバ・セビージャが入った時のほうが良くなった。巻き返しをしなければならない状況だから、当然だけど」という質問には、「そうだね」と答え、こう語っている。
「相手は後方を固め、僕らは取りに行かなければならなくなった。イ・ガンインと僕がこの試合で先発した選手たちとは違うタイプというのは事実。僕らは中央のスペースを活かして、チャンスを作った。ただ、得点機を作るだけじゃ十分じゃない」
19日に開催される降格圏のアラベスとの直接対決については、「この試合でしくじるのは許されない。(勝って)アラベスとの差を勝点10(この試合の後、アラベスが勝利したため、勝っても7)にし、決定的なダメージを与えるのを望んでいる」と語気を強めた。
勝点差4で迎えるアラベス戦で、久保はハビエル・アギーレ監督体制初のスタメンを勝ち取れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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