発煙筒が投げ込まれ、騒然とした雰囲気に
現地時間4月14日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2レグで、リーグ・アンのリヨンは、プレミアリーグのウェストハムと対戦して0-3で敗北。ホームで完敗したリヨンは、アグリゲートスコア1-4で敗れ、敗退が決まった。
第1レグは1-1で終えており、アウェーゴールのルールが撤廃された今シーズンは、第2レグの勝敗がすべてを決める状態だった。リヨンにもベスト4進出のチャンスがあっただけに、約6万人を収容するグルバマ・スタディウムには多くの現地サポーターが詰めかけた。ちなみに、ウェストハムのサポーターは約3000人だったとされる。
試合は38分、44分、48分と立て続けにリヨンが失点。その後は1点も取り返すことができずに試合終了となった。
英紙『Daily Mail』によれば、ウェストハムに敗れた後、多くのリヨンサポーターが抗議のためにスタジアムに居座ったという。その間、ブーイングが響き渡り、口笛が鳴り、発煙筒が炊かれた。数人のファンは大声で叫び、セキュリティともみ合う状態だった。
【動画】フェンスを破壊し、発煙筒を投げ込む! リヨンサポーターが大暴れで警備員はてんてこ舞い
第1レグは1-1で終えており、アウェーゴールのルールが撤廃された今シーズンは、第2レグの勝敗がすべてを決める状態だった。リヨンにもベスト4進出のチャンスがあっただけに、約6万人を収容するグルバマ・スタディウムには多くの現地サポーターが詰めかけた。ちなみに、ウェストハムのサポーターは約3000人だったとされる。
試合は38分、44分、48分と立て続けにリヨンが失点。その後は1点も取り返すことができずに試合終了となった。
英紙『Daily Mail』によれば、ウェストハムに敗れた後、多くのリヨンサポーターが抗議のためにスタジアムに居座ったという。その間、ブーイングが響き渡り、口笛が鳴り、発煙筒が炊かれた。数人のファンは大声で叫び、セキュリティともみ合う状態だった。
【動画】フェンスを破壊し、発煙筒を投げ込む! リヨンサポーターが大暴れで警備員はてんてこ舞い
さらに、ウェストハムの選手たちがサポーターたちと勝利を味わっている間、激昂した十数人のサポーターがピッチに入ろうと試みたという。あわや襲撃か、という状況は地元の警察の機動隊が対処し、どうにか鉄の柵で侵入は阻止されたようだ。
この様子を現地で目撃したスポーツレポーターのイアン・エイブラハム氏は、英メディア『talkSPORT』の取材に応じ、「すさまじい状況だった」とコメントしている。
「ゴール裏にはファンとピッチを隔てる金属の柵があったけれど、それが警察によって必死に支えられている状態だった。やがてそのうちのひとつの障壁は押し倒されて、セキュリティに対して発煙筒も投げ込まれた。火事になるかと思った。リヨンのファンの何人かは警察に取り押さえられて、ピッチには入っていないけれど、彼らの不満は爆発していたことは間違いない」
フランス紙『L'Equipe』によれば、現地ではウェストハムサポーターの”暴動”に備えて、現地のフーリガン対策部門の主任格が現地に出向き、ロンドンから訪れるファンの監視・警備にあたっていたという。しかし、当日にその配備は、外国のサポーターではなく、自国のファンに対して役立ったという皮肉な状況となってしまった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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この様子を現地で目撃したスポーツレポーターのイアン・エイブラハム氏は、英メディア『talkSPORT』の取材に応じ、「すさまじい状況だった」とコメントしている。
「ゴール裏にはファンとピッチを隔てる金属の柵があったけれど、それが警察によって必死に支えられている状態だった。やがてそのうちのひとつの障壁は押し倒されて、セキュリティに対して発煙筒も投げ込まれた。火事になるかと思った。リヨンのファンの何人かは警察に取り押さえられて、ピッチには入っていないけれど、彼らの不満は爆発していたことは間違いない」
フランス紙『L'Equipe』によれば、現地ではウェストハムサポーターの”暴動”に備えて、現地のフーリガン対策部門の主任格が現地に出向き、ロンドンから訪れるファンの監視・警備にあたっていたという。しかし、当日にその配備は、外国のサポーターではなく、自国のファンに対して役立ったという皮肉な状況となってしまった。
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