日本代表は３月24日、カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦し、２-０の快勝した。元日本代表の鈴木啓太氏が自身のYouTubeチャンネルで、この試合のMVPを選定した。
鈴木氏は途中出場で２ゴールを挙げた三笘薫を「勝利を決定づけたし、スーパー」と評価しつつも、MVPには森保一監督をチョイス。なかなかチャンスを決め切れず１点が遠かったなか、得点を取りにいくため、84分に三笘と原口元気を投入した采配が見事的中し、勝利を呼び込んだ指揮官を絶賛した。
「三笘と言いたいけど、やっぱり森保さんの采配は称賛されるべき。時間の経過とともにどういうゲームプランを練って、どういう戦いをしようかという対策がかなり綿密にされていた。やっぱりあの選手交代は、選手たちにもメッセージとして伝わっていたと思う」
「選手では原口を推したい」
また動画では、三笘のほかに印象的だった選手についても言及。三笘とともに途中出場した原口の名を挙げ、働きを称えた。
「選手では原口を推したい。僕の視点では、彼のプレーが結果的にゴールを生んだと思う。左サイドから中央のスペースに向かってドリブルしたり、右に展開したりしてチャンスを作って、ゲームをコントロールしていた。彼はもともと前線の選手だったけど、ドイツでは中盤でプレーするようになって、ゲームの組み立てる力がかなり成長したと思う」
大迫勇也、冨安健洋、酒井宏樹、前田大然といった面々を欠くなか、オーストラリアにしっかりと勝ち切った森保ジャパン。日本の選手層の厚さと、指揮官の采配が光ったゲームだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「選手では原口を推したい。僕の視点では、彼のプレーが結果的にゴールを生んだと思う。左サイドから中央のスペースに向かってドリブルしたり、右に展開したりしてチャンスを作って、ゲームをコントロールしていた。彼はもともと前線の選手だったけど、ドイツでは中盤でプレーするようになって、ゲームの組み立てる力がかなり成長したと思う」
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