0-0でも本大会出場が近づくなか、最後まで勝利を求めて攻め切った
日本代表が7大会連続のワールドカップ出場を決めた。オーストラリアにアウェーで2-0と見事な勝利を掴んで、自力で突破を決めた。本当に頼もしさを感じる勝利だったね。
オーストラリア戦は序盤からチャンスを掴みながらも決め切れない展開だった。嫌な流れになりかかった時間帯もあったが、そのたびに吉田や遠藤を中心とした守備陣が踏ん張って0-0の展開に持ち込むと、最後の数分で三笘がきっちりとチャンスを決め切った。0-0でも本大会出場に大きく近づくなかで、最後まで勝利を求めて攻め切ったところに、この一戦に懸ける気持ちの強さが見えたね。
オーストラリアも試合前には、怪我やコロナ陽性で離脱する選手が出て、チームの弱体化が伝えられていたけど、それでも出てきた選手は背水の陣とばかりにがむしゃらにやってきた。そういう意地が、球際での執念となって日本を手こずらせたように思うし、ハイボールがゴール前に放り込まれるたびに、冷や冷やさせられたよ。
そして、残り10分で投入した三笘が大仕事をやってくれた。監督にしてみれば自分が交代で入れた選手が得点してくれたのは大きな喜びだろう。采配ズバリだ。三笘も森保監督の期待に十分に応えたプレーをしてくれたね。
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」
オーストラリア戦は序盤からチャンスを掴みながらも決め切れない展開だった。嫌な流れになりかかった時間帯もあったが、そのたびに吉田や遠藤を中心とした守備陣が踏ん張って0-0の展開に持ち込むと、最後の数分で三笘がきっちりとチャンスを決め切った。0-0でも本大会出場に大きく近づくなかで、最後まで勝利を求めて攻め切ったところに、この一戦に懸ける気持ちの強さが見えたね。
オーストラリアも試合前には、怪我やコロナ陽性で離脱する選手が出て、チームの弱体化が伝えられていたけど、それでも出てきた選手は背水の陣とばかりにがむしゃらにやってきた。そういう意地が、球際での執念となって日本を手こずらせたように思うし、ハイボールがゴール前に放り込まれるたびに、冷や冷やさせられたよ。
そして、残り10分で投入した三笘が大仕事をやってくれた。監督にしてみれば自分が交代で入れた選手が得点してくれたのは大きな喜びだろう。采配ズバリだ。三笘も森保監督の期待に十分に応えたプレーをしてくれたね。
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」
この最終予選を振り返ると、他国が合宿などを行なって臨んできたのに対し、なかなか集まって集中的にトレーニングを積めない中でチームも厳しい戦いを強いられた。初戦のオマーン戦に敗れ、アウェーのサウジ戦にも敗戦。そうした苦しい状況で、キャプテンの吉田や中盤で存在感を見せた遠藤、批判にも負けず前を向く長友が力強くチームを引っ張っていた。チームが厳しい戦いを繰り返す中で、彼らベテランたちがしっかりと若い選手たちに背中を見せて戦ったことは、この予選を戦い抜くうえで、不可欠な要素だった。
そんなベテランの姿勢がチーム全体に良い影響を波及させたのは間違いないし、最後に良い形で若手の三笘が試合を決めてくれた。予選を通じてチームの中に良い雰囲気が生まれていたからこそ、オーストラリア戦も最後まで勝利を信じて戦い切れたんじゃないか。
ただし、オーストラリア戦は攻撃陣に決定力があれば、もっと早く試合を決められたとも確かだ。長年言われていることだが、やはり決定力は本大会に向けた課題になるだろう。
一方で、今回は大迫が怪我で離脱したなかで、最前線に浅野を置いてディフェンスラインの背後を突く戦い方を見せたが、これは相手にかなりのプレッシャーを与えていた。高さでは敵わなくとも、スピードで裏のスペースを突いたり、前から圧力を掛けていく戦い方は今後の武器として磨いていくべきところだろう。森保監督としてもオーストラリア戦は、大迫の1トップだけでなく、本大会に向けて新たな攻撃のカードを見出せた試合になったかもしれないね。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】終了間際に2得点!日本をW杯へと導く貴重なゴールを決めた三笘薫!
【PHOTO】難敵オーストラリアを撃破しW杯出場を決めた!歓喜に湧くSAMURAIBLUEを特集!
そんなベテランの姿勢がチーム全体に良い影響を波及させたのは間違いないし、最後に良い形で若手の三笘が試合を決めてくれた。予選を通じてチームの中に良い雰囲気が生まれていたからこそ、オーストラリア戦も最後まで勝利を信じて戦い切れたんじゃないか。
ただし、オーストラリア戦は攻撃陣に決定力があれば、もっと早く試合を決められたとも確かだ。長年言われていることだが、やはり決定力は本大会に向けた課題になるだろう。
一方で、今回は大迫が怪我で離脱したなかで、最前線に浅野を置いてディフェンスラインの背後を突く戦い方を見せたが、これは相手にかなりのプレッシャーを与えていた。高さでは敵わなくとも、スピードで裏のスペースを突いたり、前から圧力を掛けていく戦い方は今後の武器として磨いていくべきところだろう。森保監督としてもオーストラリア戦は、大迫の1トップだけでなく、本大会に向けて新たな攻撃のカードを見出せた試合になったかもしれないね。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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