• トップ
  • ニュース一覧
  • 高木サガミハラ2年目、目標はJ3制覇と昇格。「これがエナジーフットボールだと感じてもらえるように」

高木サガミハラ2年目、目標はJ3制覇と昇格。「これがエナジーフットボールだと感じてもらえるように」

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年02月03日

「ワクワクするようなサッカーを見せることが大事」

今季も相模原で指揮を執る高木監督。目標は「J3で優勝すること、そして昇格すること」だ。写真:滝川敏之

画像を見る

 続投の背景には、2つの理由があった。

1つは、責任感だ。

 昨年6月に、J2で下位に低迷するSC相模原の監督に就任した高木琢也は、チームの再建に尽力。最終節まで残留の可能性を残したが、「残念ながら降格したのは自分の責任」と無念さを滲ませる。

 もう1つは、クラブのポテンシャルだ。

「J3に降格はしましたけど、ここからステップアップしていくなかで、自分たちの土台を作れるなということも含めて、相模原でもう一度、やりたいという気になりました」

 2月2日にオンラインで実施された新体制会見で、指揮官は今季の目標に「J3で優勝すること、そして昇格すること」を掲げた。「私自身、初めてのステージでチャレンジすることになりますが、とにかくチームがひとつになって、この厳しいJ3を勝ち上がっていきたい」と力をこめる。
 
 ゲームモデルは「エナジーフットボール」だ。

「スピーディ、ダイナミック、アグレッシブなフットボールを提供すること。高強度の守備から試合の主導権を握っていく、いわゆるアタッキングプレスを反映させ、監督を中心にグループとしてのオーガナイズをより高めたフットボールを見せる」(西谷義久取締役COO兼スポーツダイレクター)

 高木監督は「応援してくださるみなさんに、ワクワクするようなサッカーを見せることが大事」と語る。「攻撃的なサッカーで、自分たちのスタイル、これがエナジーフットボールだと感じてもらえるように」開幕に向けて準備を進めている。

「点を取ることに対して、ゲームをコントロールするにあたり、ボールの保持を含め、敵陣に押し込むことが必要。トランジションのところでも奪い返すエリアが問題になる。押し込みながらということをチームの中で浸透させて、より攻撃的にJ3を勝ち抜きたい」

 1年でJ2復帰を期す高木監督にとってJ3の舞台は初挑戦になるが、過去に横浜FCや長崎でチームをJ1昇格に導いた実績がある。いかにチームを“勝たせるか”を熟知し、戦術を整備すると同時に、選手の成長を促す指導力にも定評がある。

 昨季以上に攻撃的で、エネルギッシュな高木サガミハラの躍進に期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

【PHOTO】高木体制2年目の相模原、目標はJ3制覇でJ2復帰!
 
【関連記事】
「ハタテは只者じゃない」リバプールの名手も旗手怜央の2G1Aに衝撃!レッズファンも反応「いったい誰?」
「ピカイチだった」内田篤人が絶賛したサウジ戦の“影のMVP”は? 「テレビでは扱いにくいんですけど…」
「バカバカしいほど良いパフォーマンス」大一番で“満点回答”の旗手怜央に、英メディアが驚異の10点評価!「伝説に名を連ねる」
息子の涙に心揺さぶられ…39歳のGK柴崎貴広がJ3相模原で現役続行!「身体もまだ動く、もう少し頑張りたい」
「サッスオーロ感すごい」「カッコ良い色味」極太ストライプが派手な相模原の22年新ユニが話題!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ