新戦力たちの最高のデビューは、本人たちのみならず、セルティック全体にとっての朗報だ。

　１月17日、セルティックはシーズン再開初戦となるスコットランド・リーグ第21節で、ハイバーニアンに２-０と勝利した。この冬に日本から加入した前田大然と旗手怜央が先発出場し、井手口陽介も途中出場。負傷で古橋亨梧が欠場した中、新たな日本人選手３人が全員デビューを飾った。

　特に先発した前田と旗手にとっては、これ以上ないお披露目となった。前田は開始４分、いきなり先制点を奪取。旗手も攻守に活躍し、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

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　アンジェ・ポステコグルー監督の期待に応えるニューフェイスの活躍に、同僚も感心している。『The Herald』によると、PKで追加点を挙げたDFヨシプ・ユラノビッチは「信じられないね」と話した。

「彼らは最初の試合で本当に良いプレーをした。これから彼らを見るのが楽しみだ」

　さらに、26歳のクロアチア代表DFは「チーム全体が本当に良いプレーだった。ベンチメンバーも支えてくれた。最初から最後まで本当に良いプレーだった」と続けている。

「新戦力たちにおめでとうと言いたい。ファンの前での初戦で本当に良いプレーだった」

　試合後、指揮官は３選手を称え、その力を生かしていきたいと話した。地元メディアが高く評価したのは言うまでもない。セルティックと３人のサムライたちにとって、最高の2022年の幕開けだ。

　宿敵レンジャーズとタイトルを争うセルティックの面々は、日本から来た新たな仲間たちが、古橋と一緒にチームのさらなる後押しとなることを期待している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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